2024年度の東大寺学園の進学実績が、ホームページに出ております。
現役にしぼって、東大、京大、医学部 の合格者数と割合
そして、すべての国公立の合計合格者数、割合を出してみました。
以下は、過去4年のもの。
今年も、各大学 高い割合で合格したようです。
東大寺は自由な学校です。
校則はほとんどなく、制服もありません。
学校の拘束時間は、非常に少ないです。
高3ですら、3時半くらいには帰ります。
帰宅は、ランドセルを背負った小学生と一緒です。
宿題は進学校としては少ないです。
もちろん夏休みの宿題はそれなりに出ますが、それはどこの学校も同じですからね。
定期テストが終わったらすぐに休みになりますので
夏休みは実質2か月くらい、春休み,冬休みも実質1か月くらいあります。
1月、2月は中学入試や高校入試が絡む関係で、これまた休みが多いです。
運動部の活動はかなり盛んで、毎日ハードな練習を行っているところもあります。
陸上部は、ハードな練習を行っているのに、優秀な生徒が多い傾向があります。
部活全体で、良い空気感が出来上がっているのでしょうか。
生徒も自由ですが、先生も自由です。
教科書からはずれた授業をするなど もはや日常です。
数学のカリキュラムは、中2の1学期で中学数学が終了しますので、やや早めだと思います。
ただ高校数学に関しては、高2の最後に数Ⅲ終了くらいのペースなので、特別早いわけでもありません。
授業時間が少ないからだと考えれます。
多くの私立の学校は、建物を綺麗にしたり、楽しそうな雰囲気を見せたりして、体裁を取り繕うことに精を出しますが、東大寺はそのようなことはしません。
学校側が生徒に対して干渉してくることはありませんが、その代わり、何もしなければ何も起こりません。
良いように言えば自主性を重んじていますし、悪く言えばほったらかしです。
自由な時間が多いので、自分の勉強はかなりできます。
どれだけ遅れていても、全然追いつくチャンスはあります。
特に受験生は、自分の時間が多くとれるのは非常に大きいと思います。
面倒見学校は、拘束時間が多すぎて、ついていけなくなったら追いつけなくなりがちですが
このあたりは、自由型の学校の最大の強みといえます。
奈良でトップの進学校をほこるだけあって、生徒の能力は非常に高いです。
処理能力が高い子が多いですね。
自由な学校だけあって、どれだけ成績が良かろうと悪かろうと、楽しそうな子しか見かけません。
そして、成績が悪い子でもやたら変な自信があります。
お寺の方の東大寺では、聖武天皇祭という行事が5月にあります。
高校2年になると、その行事に東大寺の子たちがアルバイトで参加できるそうです。
これが大変人気なんだとか。
こちらの動画で、お坊さんに傘をさしている子達がおそらくは東大寺学園の子達です。
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