河合塾のHPで、 2021年度の入試難易予想ランキング表 が発表されたようです。
今年受験される方も、そうでない方も 最も気になるのは、共通テストのボーダーラインではないでしょうか。
河合塾のランキング表に「共通テストの予想ボーダーライン」というものが、記されています。
あくまで 予想でしかありませんので、はずれることもあると思いますが、1つの参考にはなるのではないでしょうか。
これについて、ユーチューブチャンネル「CASTDICE TV」さんが非常に分かりやすくまとめてくれています。
詳しくは動画を見ていただければと思いますが
簡単に書いておきます。
センター試験は平均得点率 6割弱なるように設定されていたそうですが
共通テストは、平均得点率 5割程度になるように設定されているそうです。
つまり 単純に、共通テストは センター試験よりも難しいと言えます。
そうなると 当然、共通テストのボーダーラインは全体的に下がると見られます。
ところが、難易度が高い大学,偏差値が高い大学になるほど、ボーダーラインの減少幅が小さくなっていくと考えられているようです。
例えば、CASTDICE TVさんがまとめているこの表です。
右の%がセンター試験2020のボーダーライン、左の%が共通テスト予想ボーダーラインです(理系)。
九大は6%変わるのに対して、東大は2%しか変わらないという予想ということですね。
つまり、もともと高得点を取る実力のある受験者は、それほど影響を受けないのではないかという予想なわけです。
これに対しては、CASTDICEのコバショーさんも同じ見解とのことです。
私も数ⅠAを見ると、そのような印象を受けました。
小手先のごまかしがきかず、実力が顕著に出る試験になるのではないかと予想しています。
てなわけで、偏差値が65をこえてくるような大学は、ボーダーラインはそれほど変わらないという見方をする人が多いようです。
そうなると気になってくるのは、医学部。
医学部はやはり、「ボーダーラインはほとんど変わらない」という予想のようです。
1~3%くらいしか変わらないという見方のようですね。
動画でもおっしゃられていますが、医学部目指しているのに、共通テストが難しくなるから自分も点数が下がっていいなんて考えるのは大間違いですね。
逆に、実力を身につけていけば、共通テストの方が点数が安定しやすいという見方もあるようですので
正しい勉強を行っている子は、それほど焦らなくていいのかもしれませんね。
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