共通テストの2018年のⅠAを振り返ります。
感想としては、2017年とほぼ同じような印象です。
思考が中心といはいえ、量は多いです。
ページ数でいうと、25ページ。
白紙1ページなので、29-3-1=25ページ。
センター2020は、18ページ。
白紙が4ページなので、45-23-4=18ページ。
単純にページ数だけでも7ページ違いますが、加えて1ページあたりの文量は共通テストの方が圧倒的に多いです。
ただし、計算量は少ないです。
計算で時間を消費するというよりも、文を読む時間や、考える時間で、時間を消費するという感じです。
問題独自のルールがほとんどですので、文を読まずに解決するのは不可能といえます。
ですので、文をきちんと読んで、状況をしっかり把握して、何を問われているかを考えることが大切です。
とはいえ、必要のない文をちまちまと読んでる余裕もないです。
なので、まず空欄の直前部分、つまり何を問われているかを先に読み、
その問われている情報を集めるために、元に戻って始めから読み、
段落の始めの1行を読んで、必要のなさそうな場合は飛ばし、必要がありそうな場合はしっかり読み込む
という流れになると思います。
ひとまずは、この形式に慣れることが重要かと思います。
あとは純粋に、数学力が必要になってきます。
やり方だけ覚えているタイプの子は、相当厳しいのではないかと推測されます。
日頃から、なぜ? を問いながら勉強し、定理の証明までしっかり読み込むことが大切ですね。
2018は、大問5の作りが非常に荒いです。
アイが終了して以降です。
本来、厳密な証明が必要なところをすっ飛ばしてしまっているので、この問題を知っている人はいいですが
そうでない人は、会話の流れから 多分こうなるだろうという予測を立てて答えを出す形になります。
こういう問題はいかがなものかなぁと思います。
というか、全体的に一癖も二癖ある試験という印象。
良く出来ているとか、なるほど! と思う部分は非常に少なく、終えても達成感のようなものはありません(^-^;)
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