自覚と改善の繰り返し | プロ家庭教師のKiri/奈良/オンライン/大学受験/医学部受験/難関大学受験

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大学受験専門のプロ家庭教師Kiriが、指導に対する考え,実際に指導で経験したことなどをつづります。

勉強量が少なかった子達は、勉強量が増えればそれで解決かというとそんなことはありません。

むしろ、それからがスタート。

勉強量が増えれば、個々人の問題点が浮き彫りになってきます。

勉強量が少ないうちは、自分に足りないのは量、と思い込みんでいたものが、決してそうではないことに気づいてきます。

 

特に、数学という科目は厄介です。

求められている能力が幅広く、やればやるほど問題点が出てきます。

その点を改善していかなければ、時にはやってもやっても積みあがっていないことがあります。

 

よくあるのは、解法の1行1行に特に疑問を持たずに、ただただやり方を丸覚えするというものです。

1行1行の計算の流れを理解しているだけで、なんでそう解くのかとか、自分で最初に解いた方法ではなぜダメだったのかとか、この問題とあの問題はどう違うのかとかいったことを考えません。

こういうことをしていると、全く応用が利きませんし、定着も遅いですし、似たような問題が出たら簡単に混乱してしまいます。

 

あとは

計算の部分をちゃんと解かないとか

苦手な問題を避けるとか

途中式や図を省略したがるとか

何となく分かるで終わらせるとか

読んで分かったら分かったことにするとか

疑問に思っても質問しないとか

具体的に考えないとか

 

本当に色々な問題点が出てきます。

 

問題点が分かったら、その点を自覚してもらわなければなりません。

大体、本人は指摘しないと気づきません。

長年、そうしてきたわけですから、本人の中ではそれが普通なんですね。

とはいえ、ただ言うだけではなかなか自覚しません。

 

やはり有効なのは、確認テストです。

私の場合は、出来なかった問題は、再度確認テストに出します。

何度も間違える問題は、必ず本人の問題点を浮き彫りにさせます。

ただ言葉で伝えるだけよりも、目の前に出来ていないものがあるという事実を前に伝えた方が伝わりやすいです。

 

自覚をすれば、徐々に改善していくこともあります。

自分の癖を直すのはそう簡単ではないので、どこまで向き合えるかは本人次第です。

やっぱりそこからは、どこまで本気なのか、が関わってくると思います。

 

 

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