センター試験まで１か月を切りました。
受験生はこの１年色々あったと思います。
模試で思うような結果が出ず、不安で押しつぶされそうになった人もいるでしょうし、実際につぶれてしまった子もいるでしょう。
それでもここまで来たら、悩んでても意味ないわ！ ともう吹っ切れてきた人も多いのではないでしょうか。
その気持ちはとても大切だと思います。
一定ラインの学力を越えてくると、学力差があるとはいっても、ほとんど誤差の範囲になってきますので、最後の最後は気持ちの勝負で決まることもあります。
気持ちの弱い子は、この直前期に、あれが不安、これが不安、全てに手をつけて、全て中途半端になりがちです。
駄目だったらどうしようとか延々と考えて、ありもしない安心材料を探そうとします。
本番当日も、欲を出してあれもこれも手を出したり、終わった科目の出来に引きずられたり。
そうして点数を落としていき、せっかくの実力を台無しにしていきます。
一方で吹っ切れた子は、今なすべきことを淡々と繰り返すようになります。
自分の出来ること、出来ないことを受け入れ、自分に出来ることを集中的にやろうとします。
本番では欲を出さずに、今まで練習してきたことをただ答案にこめようとします。
試験の出来にクヨクヨせず、ただ次の科目に集中します。
そうして実力通り、あるいは勢いのって実力以上の結果をたたき出すこともあります。
同じ実力のものどうしが戦ったら、果たしてどちらが勝ちますかね。
当然、最終的に実力のないものは落とされますし、ある程度の運は絡んでくるものです。
でもそんなことを、どうしようとか考えていても仕方がないですね。
絶対受かる！ とか鼓舞する必要もないと思います。
ただただ、その時なすべきことを冷静に見極め、それを迷わずに淡々と実行すること。
それこそが今の時期求められていることです！
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