東北医科薬科大学(医)2018 数学の分析 | プロ家庭教師のKiri/奈良/オンライン/大学受験/医学部受験/難関大学受験

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2/1に実施された東北医科薬科大学2018の問題がYMSの解答速報にアップされていました。

 

 

YMS(解答速報)

 

 

東北医科薬科大学は宮城県にあり、私立医学部としては中堅レベル、6年間の学費は3410万円になります。

 

 

全問題マーク形式。

時間は70分。

3題。

 

 

問題[1] 絶対値の定積分

 

アイは、合成してから,絶対値の中身が正になる区間と、負になる区間に分けますが、青チャートに全く同じ問題が載っている基本問題です。

 

ウ~キが難所。絶対値の中身をtant-tanx にもっていければ、正になる区間と、負になる区間に分けれるわけですが、たどりつくには時間がかかりそうです。

 

ク~セは、ウ~キができれば、微分して最小値と値を求めればよいです。

 

 

問題[2] 空間座標

 

(3)で三角形をx軸のまわりに回転させた体積を求めるのに、

(1)でx軸上の点Pからの距離の最大値,(2)でx軸上の点Pからの距離の最小値を求めています。

難易度も徐々に上がる感じでよく出来ている問題だと思います。

空間座標のこのような問題に慣れているかどうかで差はつきそうですが。

 

 

問題[3] 場合の数・確率

 

ほとんどの子がとっつける基本問題です。

 

 

 

以上です。

 

傾向はやや変わったものの、総合難易度はそれほど変わっていない気もします。

 

中堅らしい、バランスの良い問題に仕上がっていると個人的には思いました。

 

特に[2]は空間座標の良い練習問題になりそうです。

 

 

 

合格最低点は、非公表です。

 

 

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