川崎医科大学2018 数学の分析 | プロ家庭教師のKiri/奈良/オンライン/大学受験/医学部受験/難関大学受験

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川崎医科大学の問題が、メビオの解答速報でアップされました。

 

 

メビオ(解答速報)

 

 

川崎医科大学は岡山県にあり、私立医学部としては下位レベル、6年間の学費は4726万円で医学部最高の学費となります。

下位と言っても入るのはかなり難しいです。

 

全問題マーク式になり、時間は60分。

 

 

以下、解いてみた感想です。

 

 

 

[1] 場合の数・確率

すべて参考書定番の問題です。

ただこの単元は日頃から、各問題の違いを分析できているかどうかで差が出ます。

 

 

[2] 2次関数と、グラフで囲まれた面積

ア~コは、最大値の場合分け問題です。絶対値がついているので、どちらかというと3次関数の場合分けの定番問題と似ています。

 

サ~ツは、2グラフの共有点の個数で解の個数を考える定番問題です。

 

テトナは、1/6公式にもっていけることに気づかなければいけません。

普通にやってしまうと、3次式の因数分解をする必要がありますが、解が無理数なので厳しいです。

 

 

[3] 数列の極限の文章題

アイの意図に気づけば、ア~ヘまで解けると思います。

 

ホ~ムも、テトナニを利用すればあっさりいける人も多いはずです。

 

図形問題なので本来差がつきやすいですが、誘導が丁寧なので解きやすいです。あとは時間の問題でしょうか。

 

 

 

 

以上です。

 

 

2017年以前より、大幅に易化しました。

 

川崎医科大学は、数学だけは難しい状態が続いていました。

2017年に至っては、大問3つ中,複素数平面を2題出題するなど,謎出題も見られ完全に迷走している感じがしていました。

 

ですが、2018年でようやく解きやすい問題の出題となり、以前よりは努力が報われ,実力差が出やすい問題になったように思います。

 

 

2017年の合格最低点は、222.5 / 350点(64%) です。

 

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袋で遊んでいたら、からまって取れなくなったチロくん。

色々あがいたものの取れず、疲れきってコテンと寝っころがったところです(笑)