Ynglet(イングレット)(?)の感想(レビュー)です
かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です
見るときに注意してください
---------キ-------リ-------ト-------リ---------
【PV】
【感想】
雰囲気に惹かれて購入しました
音楽や抽象的なグラフィックが特に印象に残っていたからです
重力のあるところとないところがあり、ダッシュを活用して攻略していくゲームです
他にもギミックを活用したりして進んでいきます
ストーリーモード・ボーナスワールド・スペシャルワールドの3つのモードがあり、やり応えがあります
プラチナトロフィーを獲得し、やり込み要素も完了しています
発音は多分「イングレット」だと思います(自信なし)
グラフィック・音楽について
ステージは抽象的で幾何学図形によるシンプルな構造となっているので実際の建物や名所を描いた物は登場しません(抽象的な駅はある)
しかし、それを気にしないほど手描きによるグラフィックがよかったです
軽やかで心地よい音楽で、ゲームでなくても聴いていたいです
また、行動に伴い音が出るのも心地いいです
《説明》
アクションゲーム です
≪操作≫
左スティック:移動
◯ボタン(長押し)+ 左スティック → ◯ボタン(放す)+ 左スティック:ダッシュ、ソナー
△ボタン:復活 → リトライのこと
オプションボタン:ポーズメニュー
≪基本≫
1.タイトルメニューには三つのモード(ストーリーモード・ボーナスワールド・スペシャルワールド)がある
(1) 各モードとも全体マップからステージを選択する
a.ステージをクリアすると次のステージがマップのどこかに出現する
(2) セーブファイルはモードごとに個別となっている
2.泡(幾何学図形)の中に留まり続けると泡と同じ模様を描く
完成するとチェックポイントになる
3.泡の中は自由に動けるが、泡の外は重力が働き下に落下する
4.ダッシュできる(ストーリーモード:ダッシュのチュートリアル以降)
(1) ◯ボタン長押しで力を貯めている最中に左スティックでダッシュの方向を決める。◯ボタンを放すとダッシュする
a.ダッシュの方向はラインで表示される
b.泡の外ではダッシュは一回しか使えない。泡に入るとリセットされる
c.ラインを利用すると、もう一度ダッシュを使用できる
5.カラフルなサークルがゴール
(1) ゴールに触れるとステージクリア
(2) ゴールの中にはすべての破片を集めないとゴールが出現しないことがある
a.破片を集めている最中に泡に触れるとリセットされる。やられても同様
b.ゴールが完成した後に泡に触れたりやられてもゴールはリセットされない
6.ライン
(1) 青色のライン
a.青色のラインに触れるとバウンドする
(a) 触れるまでの長さに応じてバウンドする距離が決まる
(b) このライン上にダッシュするとすり抜ける
(2) 赤色のライン
a.ダッシュの方向を決めているときにラインと重なるとバウンドする
b.ダッシュしないときはすり抜ける
(3) 線路
a.列車に触れると乗って線路上を進み終着駅で降りる
7.生物(ストーリーモード)
(1) 出口へ誘導してくれる生物は誘導してくれないとゴールできない
(2) 口にくわえる生物 → 隠されたものが見えるようになり、スタート地点の方に引き返す
8.スター(三角形)はやり込み要素(ストーリーモード)
(1) 一度入手するとリトライしてもそのままで、クリアした後にもう一度プレイすると、すでに入手した三角形は薄くなっている
(2) スターの破片をすべて集めるとスターになる(ゴールの破片と同じシステム)
a.集めている途中で泡に入るとリセットされる
b.スターになってからリトライしてもリセットされない
(3) 全スターを集めてエピローグを見ると特別な映像が追加される(エピローグにはまったく関係ない映像)
9.各モードをクリアするとアンロックするものがある
(1) ストーリーモード:ミニゴルフ
(2) ボーナスワールド:難易度『激ムズ』
(3) スペシャルワールド:ナビモード
ゲーム内容について
イントロから始まります
泡のようなところに微生物たちが住んでいます
テレビには空から石が飛来している様子が映し出されていて、それが微生物がいる場所に被弾します
その衝撃で仲間たちが散り散りに吹っ飛ばされてしまいます
微生物ということで飛来したのは石だと思います
最初は隕石だと思ったけど街が壊滅していないので
これがストーリーモードのプロローグになるかと思います
全部で3つのモードがあり、モードを選ぶとセーブファイルを選択します(モードごとに独立している)。ファイル1~3の3個あります
次に、難易度(ハード系・まったり・ちょいムズ。初期はハード系)、そして、アシスト設定を決めます
アシスト設定は、以下の4項目あります
1.ゲームの進行速度(40~100%で10%刻み。初期は100%)
2.移動アシスト(ヘルプ控えめ・ヘルプ多め・なし。初期はヘルプ控えめ)
3.重力(普通・最小・低。初期は普通)
4.空中での操作性(低・中・高。初期は低)
ストーリーモード・ボーナスワールド・スペシャルワールドの3つについて主観的な難易度は以下の通りです
ストーリーモード < スペシャルワールド < ボーナスワールド(易 < 難)
まずはストーリーモードからプレイし、アシスト設定含めすべて初期設定のままにしました
マップ画面はデンマークの首都コペンハーゲンだと思います
その理由は、ステージ名がデンマークの首都コペンハーゲンにある建物や名所 など から採られているからです
たとえば、最初のステージ BOTANISK HAVE はコペンハーゲン大学植物園、二番目のステージ KASTELLET はカステレット要塞跡です
ステージ構成は以下のようになっています
チュートリアルステージ → ステージ → チュートリアルステージ → ステージ → …
チュートリアルステージは次以降のステージで使う能力や新ギミックが出てくる短いステージです
ギミックについての説明はなく実際にプレイして習得するようになっています
街を抽象化しているのか駅と線路が出てきます
列車に触れると自動的に線路を移動します
最初は一つのステージに出てくる単なるギミックのひとつかと思っていたら、他のステージでも出てくるギミックです
泡の中は自由に泳ぐことができ、泡の外は重力が働いていて落下します
そのためダッシュを活用して重力の海を泳いでいきます
ダッシュは一回しか使用できません
ダッシュの使用回数が回復する条件は以下の2つです
1.泡の中に入る
2.水色とオレンジ色のラインでバウンドする
他にもあるけど、この2つを使って回復することが多いです
また、同じ泡に留まるとチェックポイントになります
自分で好きな泡をチェックポイントにできるので失敗して大分前に戻ることを減らすことができます
リトライが早く、自分でリトライできるのでテンポよくプレイできます
高評価です
やり込み要素のスター(三角形)集めをしなければ難しくはないけど、スター集めをするならラインをうまく使わないといけません
エピローグの後に何個集めたかわかります
初見プレイで33個中24個集めました
スターを一度取ったら記録されるので途中で止めてもリセットされません
一度取ったスターは薄く表示されます
すべて集めたら最後のステージでスターの数が表記された後に特別な演出ムービーが始まります
主人公を含めたキャラクターは登場しないけど、このゲームらしい映像を見ることができます
一種のごほうび映像です
ストーリーモードのボリュームは多くなく、ただクリアするだけなら、それほど難しいわけではありません
終盤はラインを利用するのに水色とオレンジ色のラインが織り混ぜて出てきます
少しだけテクニックを要求されるけど、泡があればどこでもチェックポイントを作れるので簡単だし練習しやすいです
ボーナスワールドはストーリーモードとは違うステージです
ワールドマップからステージを選ぶのは同じです
他のモードと違い、モノクロで一番寂しく見えます
ステージは立方体ブロックの塊による立体図形になっていて、ブロックの数に比例してステージの広さが決まっています
新しいステージはモノクロと緑色のラインが放たれているのでわかりやすいです
ワールドマップで唯一の色です
ステージはゴールに辿り着けばよく、スター集めはありません
ストーリーモードのように仲間を見つける必要もありません
ストーリーモードがイージーなら、ボーナスワールドはハードでテクニカルステージです
正確で繊細な操作を要求される分難しいです
難しい理由は以下の通りです
1.ダッシュの正確さを要求される
2.重力が働く場所が多く泡のようなスイスイ泳げる場所が少ない
3.(2から)ストーリーモードのように細かくチェックポイントを作ることができない
終盤ステージは数少ない泡をチェックポイントにしながらダッシュの回数までも縛られるエリアを突破しなければなりません
無駄な動きとダッシュができないです
上のSSのステージはゴールが見えても辿り着けず列車で遠くに行かされ、そこから戻っていくステージになっています
希望が見えてもポキッと折られます。最初はコース取りをミスったかと思いました
途中からスペシャルワールドのギミックが出てきます
タイトルメニューでは二番目だけど最後にプレイした方がいいのかな?って思ったけど、ここで理解すればいいと思います
スペシャルワールドでもギミックの説明はないから
スペシャルワールドは新しいギミックが出てきます
最初のステージから出てきて、ストーリーモードとは違うプレイとなります
たとえば、触れると雷に打たれてやられるライン
緑色のラインにダッシュのラインを交差させてからダッシュするともう一度ダッシュできるギミック
スペシャルワールドもボーナスワールドと同じでゴールに辿り着けばよく、スター集めはありません
ワールドマップはカラフルな落書きのようで、落書きのような場所にステージが現れます
ストーリーモードに新しく追加されたギミックでプレイするモードでボーナスワールドよりは難しくありません
終盤のステージはチェックポイントを作ることができず、ある意味スピード勝負です
ゴール手前の列車に乗ったらスタート地点まで戻されるというトラップがあります
プレイしていく内に上達しているのがわかるステージです
このステージがスペシャルワールドで一番難しかったです
トロフィー『Sally』はスペシャルワールドで獲得します
ストーリーモードでゴールまで誘導してくれてゴールを出現してくれる生き物の名だとわかります
ボーナスワールド・スペシャルワールドのステージ構成は2パターンあります
1.ゴールの破片をすべて集めてゴールする
2.広いステージを進んでゴールを目指す
1は一画面、ごく稀に狭いステージ。泡が障害物と化したり落下の危険があるテクニカルステージです
ストーリーモードにもあるけど、ストーリーモードはチュートリアルぐらい簡単です
2は広いステージを進み、途中にある泡チェックポイントにすることができるオーソドックスなステージ。ストーリーモードでお馴染みです
上述したステージ構成の共通点について敢えてもう一点あげるとすれば、最後のステージが愛に溢れているところです
ストーリーモードクリアでアンロックするミニゴルフはシンプルな立体図形によるミニゴルフです
青色のボールがプレイヤーでダッシュ操作でボールを打ちます
◯ボタン長押しで強弱を決めます
ボールが止まらないと打つことができず、コースから外れる(OB)とそのコースの最初に戻されます
カメラがそこそこ離れた位置にあるけど特に支障はありません
ミニマムなコースでサクサク進みます
壁に反射させることでボールを転がしたりすることも必要になります
最後のコースはカウントしているボックスに入れるとクリアです
ベストストア 104 でした
最終コースになって初めて総打数がわかる仕組みになっています
難易度『激ムズ』は、他の難易度であったものがなくなっていたり、なかったものがあったりします
ストーリーモードだけ激ムズでクリアしたけど、最初の難易度で薄く見えている模様がありました
これは激ムズになると現れます
なくなる場合についての一例として比較すると以下の通りとなります
ストーリーモード
激ムズ
その他・まとめ
ダッシュのチュートリアルが『長押し✕ボタン + 左スティック』となっているけど◯ボタンです
ゲームを起動してからのロードが長いです
ストーリーモードはストレスなくプレイできました
後半は悩む部分があったりスターを取るには寄り道してちょっと難しいコースをクリアする必要があるけど全体を通して難しくはありません
スペシャルワールド・ボーナスワールドはストーリーモードよりも難しくテクニックが必要なステージがあります
リセットボタンが優秀で、すぐリトライできます
心地よい音とともにリラックスしながらプレイするのも悪くないかと思います
お勧めです
【評価】
○:シンプルで抽象的なグラフィック、音楽・サウンド
○:シンプルなルール
○:リトライの早さ
×:最初のロードが長い