Tardy(ターディー) の感想(レビュー)です
かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です
見るときに注意してください
---------キ-------リ-------ト-------リ---------
【感想】
オーソドックスな ポイント アンド クリック アドベンチャーゲーム でパズルを解くことで先に進みます
変わっているのが、あちこちにアーケードゲームの筐体が置いてあり、そのゲームをプレイすることも重要となります
クリックする操作をアーケードゲームでどう活かすかで悩んだりしました
短編だけどパズルを解くのが楽しかったです
グラフィック・音楽について
ドット絵によって描かれている
レトロなアーケードゲームの筐体がいくつかあり、ドット絵が活きている
SFにピッタリな雰囲気のある音楽です
印象には残っていないけどゲームをプレイするのに支障はないです
《説明》
アドベンチャーゲーム です
≪操作≫
左スティック(方向キー):カーソルを動かす
R1ボタン:ズームイン・ズームアウト
◯ボタン:選択
✕ボタン:戻る
オプションボタン:ポーズメニュー
≪基本≫
1.手のカーソルの動かし方は二種類ある
(1) 左スティックで自由に動かす
(2) 方向キーで調べることができるポイントのみ切り替える
2.マークについて
(1) 目のマーク:調べる
a.専用の画面に変わる
(a) 専用の画面にあるものを画面外に置いておけば、専用の画面を閉じた後もそのまま持っている
(2) 靴マーク:そのポイントまで歩く
(3) 人差し指マーク:ボタンを押す、レバーを引く、隣の部屋へ
(4) 握るマーク:物を動かす
3.アイテムを使う場所にうっすらと必要なアイテムが浮かび上がる
ゲーム内容について
借金取りから逃げるためにどこかに隠れた主人公ラムト
目が覚めると宇宙船に乗っていることがわかります
何があったか調べるところから始めます
しかし、宇宙船には誰も乗っていないことがわかります
基本的に主人公の独白が入ります
途中でアンという女性から通信が繋がります
ラムトが乗っている船が壊れていることがわかり、彼女の指示で船を修理することになります
ラムトは自分の惑星に帰りたいために船を修理することになるけど、アンにも別の理由があります
この辺が物語の展開に関わっていきます
ポイント アンド クリック アドベンチャーゲーム のように怪しいポイントを調べることで進行していきます
このポイントがわかりやすくて、どこをクリックすればいいかわからないということがありません
新しい部屋に着いたとき調べられるポイントが少なくても状況に応じて増えていくことがあります
調べると別の専用画面になり、それを詳しく調べることができます
パズルのように謎を解いたりします
物を動かすと下から別の物が出てくることがあるので、きちんとチェックした方がいいです
調べている物にヒントが隠されていることもあるので観察力は重要です
読み物は読んだ方がいいです
謎解きに利用することもあればバックボーンを知ることができるからです
また、専用画面にある物を専用画面の端っこに持っていってから専用画面を閉じると、元に戻ったときにもその物を所持しています
専用画面の外に置くと所持し、それ以外のときは所持しないという変わったシステムです
このことによって謎を解くときにジャーナルを見ることができるので、ヒントを開いたままパズルを解くことができて便利です
いいシステムです
ちなみに、これらのアイテムは別の部屋に移動するとなくなります
そのため画面上に不要な物で溢れ返ることはありません
なぜかあちこちにアーケードゲームの筐体があってプレイできます
これもゲーム進行に重要で、ただの「ミニゲーム」ではありません
ポイント アンド クリック アドベンチャーゲーム の操作なので難しいと思っていたけどアーケードゲームに合わせて操作ボタンが設定されていました
方向キーで操作できるので、方向キーでプレイした方がいいです
このとき左スティックは動かせません。というのもカーソルの操作が左スティックに設定されているからです
そのカーソルは移動ボタン以外のボタンの上に動かすことで◯ボタンを押すとボタンを押すように設定できます
縦シューティングゲーム BLAZE FORCE では、ショットのボタンが割り振られているので上述のことをしなくてもいいです
ただ完璧ではありません
なぜか2人用しかでき、2人用シューティングゲームを1人でプレイするので二機を同時に操作する必要があります
そのため操作していない自機はその場から動かすことができません
L2ボタン・R2ボタンでそれぞれの機体から連射できるので、動かせない機体は連射専門となります
ちなみにボス戦もあり一面で終了です
アーケードゲームは画面下に操作方法があるのできちんとチェックした方がいいです
またアーケード筐体のボタンに頼るのではなくゲームコントローラーでプレイした方がやりやすいです
謎解きの一つに英単語を入力することがあります
しかし、きちんと翻訳されているので日本語から英語に変換し直す必要があります
ローカライズすることが謎解きで悩む原因になりました
一ヶ所だけで難しくないので詰まることはありません
気になるのが物語をどう終えるかです
全体的に短いけど、終盤になると意外な展開を迎え一気に終息します
ビックリするぐらい
そして、そのまま終わりました
Aという出来事があり、それを解決しようと取り組んでいたら突然Bという真実が明らかとなり、そのまま終わってしまったので整理がついていないです
もう少し丁寧に描いた方がよかったと思います
でも、エピローグを見るとエモい音楽、エモい終わり方と言ってしまうこともできます
始まりと終わりがあっさりなのがもったいないです
この後のスタッフクレジットはオートではなく◯ボタンを押すことで進みます
気持ちの整理がついていないのに無感情でポチポチしてました
その他・まとめ
ローカライズは問題ありません
ゲームを起動してからタイトル画面までが早いです
目的を達成するためにパズルを解くことが基本です
途中一筋縄にいかないことがあったけどパズルゲームとしては面白かったです
カーソルのスクロールするスピードが結構遅くて気になるので、もう少し早い方がよかったです
クリアまでの時間は短く、パズルを解く時間に左右されます
一つの部屋で調べられるポイントを行ったり来たりすることがあるので、その辺もクリア時間に左右されます
スムーズに移動しないので
お勧めです
【評価】
○:メモなどを画面外に置くことができるのでパズルを解くのに見ながらできること
○:読み物が充実している → バックボーンがわかる
×:物語の終わり方が雑
×:アーケードゲームの操作