The Many Pieces of Mr.Coo(ザ メニー ピースズ オブ ミスタークー) の感想(レビュー)です
かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です
見るときに注意してください
---------キ-------リ-------ト-------リ---------
【PV】
【感想】
Playstation Talents の作品の一つです
Nacho Rodriguez は Youtube で少ないけど動画をあげています
その中に Mr Coo の原型となるものがあります
アニメーションによる ポイント アンド クリック アドベンチャーゲーム は斬新でテンポよく進んでいきます
しかし、後半になるとテンポが悪くなります
ある意味、アニメーションの良さと悪さがシステムの違いによって目立ってしまいました
グラフィック・音楽について
アニメーションによって進行するゲームだけあって見ているだけでも楽しいです
体が三等分にされ頭だけで冒険する場所が実写映像と融合しているようにみえます
効果音も実際の音のように聞こえます
アニメーションに合わせて効果的に音楽が始まったり効果音が鳴ります
《説明》
2Dカートゥーン謎解きアドベンチャーゲーム です
≪操作≫
左スティック:カーソルの移動
◯ボタン:(指カーソルに変わったら)クリック
オプションボタン:ポーズメニュー
1.上記は基本的な操作方法でエリアによって操作方法が追加される
≪基本≫
1.矢印カーソルを動かし指カーソルに変わったポイントをクリックすると反応する
2.時折、表紙にHintsと書いてある本が現れる
クリックするとヒントを読むことができる
(1) 現在行うことのヒントのみがイラストで描かれている
3.クリアすると、とあるキャラが赤色の本を読みながら現れ、本をビリビリにしてしまいチャプター選択の上にページの切り端がヒラヒラと落ちる
(1) ページ集めが追加される
(2) ページにカーソルを合わせると枚数と現在取った数が表示される
(3) 画面左下に OLD Hint の本が置かれている
(4) ステージに白色のページの一部がばらまかれているのでクリックして回収する
ゲーム内容について
リンゴが大好物な全身黄色の人物 ミスター・クー が主人公です
手袋をした誰かさんからプレゼントをもらうところから始まります
不思議な世界観のゲームで、砂時計の中がクーのいる世界だと思われます
砂時計の外に白手袋の人物と杖を持った老人がいます
砂時計の外と砂時計の中で別々なやり取りがあり、外での出来事がクーのいる世界に干渉していき、やがて交わります
でも、不思議すぎて一陣の風のように進んでいくので細かいことは考えないようにしました
アニメーションする ポイント アンド クリック アドベンチャーゲーム で矢印カーソルが指アイコンに変わったところをクリックすると反応します
そのため、どこをクリックすればいいかわからなくなることはありません
しかし、攻略法に常識は通用しません
いくつかのパートに分かれていて、合間合間にロードを挟むけどポンポン進みます
一つのパートの長さは長短様々で、操作方法とかルールが変化します
最初のパートは テンポよく進む ポイント アンド クリック アドベンチャーゲーム です
パートによっては横にループすることがあります
R2ボタン・L2ボタンで画面を切り替えながら怪しいポイントをクリックしていきます
その後、体が頭と胴体、そして足に三分割されます
それぞれが散々になってしまいます
頭を操作し、他のパーツを探すパートとなります
他のパーツを見つけることになるけど、このパートはいくつかの部屋に分かれて行ったり来たりします
アニメーションで進行するので隣の部屋に行くまでを見なければならないのでテンポが崩れてしまいます
最初のパートのように新しい場所へ移動していくだけなら移動するだけでも問題ないけど、何回も同じ部屋を見るのは時間の無駄に感じてきます
また、パーツを切り替えるときがわかりづらいです
どのパーツを担当しているのかをわかりやすくしてほしかったです
このパートが一番長く手順が多くめんどいです
ちょっとだけ便利に感じたのが、移動するだけなら刻まなくても目的地までクリックすれば一気に進んでくれるところです
◯ボタン:ボディ選択
R2ボタン:ボディチェンジ
タイトル画面には画面左上に設定マークとかがあり、中央には再生ボタンがあるのみです
タイトル以外言語がありません
再生ボタンをクリックすると、初プレイのときはそのままゲームが始まります
続きをプレイするときは何者かが砂時計を持ってからバキッと割って、中の砂をサラサラと撒きます
そうするとその砂が集まってガラスの玉に入りチャプターとなります
チャプター選択画面の演出もアニメーションで行われています
クリアすると、とあるキャラが赤色の本を読みながら現れます
何を思ったか本をビリビリにし、ページが散らばってしまいました
そのままチャプター選択の上にページの切り端がヒラヒラと落ちます
ページ集めがクリア後のやり込み要素です
ページが設定資料集になっていて集めることで見ることができます
ただ、このページ集めが雑に感じることがあります
それは、ただばらまかれているだけなのでページをクリックする作業と化します
大小様々な大きさのページをクリックするときに、小さいページをクリックしようとしても反応せず最悪近くにある別のものが反応することがありました
また、画面と重なっているページが見つけづらいことがあります
一応透けているけどわかりづらいです
かなり雑になっているのは残念です
100ページ以上あるけど100ページ見つけるとトロフィーを獲得します
設定資料集に興味がなければトロフィーを取るためにやっているようなものです
その他・まとめ
プラチナトロフィーを獲得するのは簡単でした
タイトル画面で再生ボタンをクリックします
初プレイのときはゲームが始まるけど、続きのときは、とある人物が砂時計をバキッと割って中の砂をサラサラと撒くと、砂が集まりガラスの玉に収められチャプター選択が出るという凝りようです
ただ、選んだチャプターの最初からしか始めることができません
というのも、チャプターごとにしかオートセーブされず、途中でオートセーブはされません
だから終わるときは注意した方がいいです
ページ集めについては取ったら保存されているかと思います
多分、チェックしていないけど LOADING がそうだと思う
To be Continued で終わったので続編がありそうだし、まだわからないことが多いです
いろいろなキャラクターを見せるためのシナリオで、今後大きく展開していくかと思います
体が三分割される前のパートは、アニメーション + ポイント アンド クリック アドベンチャーゲーム が良い方向に働いていたけど、三分割されてからはオーソドックスな ポイント アンド クリック アドベンチャーゲーム になり、そのことで アニメーション が悪い方向に働いています
同じ部屋を行ったり来たりしたり隣の部屋に移動するときにアニメーションが入るのでテンポが悪くなってしまいました
オーソドックスな ポイント アンド クリック アドベンチャーゲーム にアニメーションを導入するとテンポが悪くなることがわかりました
カートゥーンのようなアニメーションで描かれた ポイント アンド クリック アドベンチャーゲーム で、動きを見るだけでも楽しいです
お勧めです
【評価】
○:アニメーション
○:前半パート → アニメーション + ポイント アンド クリック アドベンチャーゲーム がいい具合になっている
×:後半パート → アニメーションによってテンポが悪くなる
×:ページ集めが作業と化す