Solo:Islands of the Heart(ソロ:アイランズ オブ ザ ハート) の感想(レビュー)です
かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です
見るときに注意してください
---------キ-------リ-------ト-------リ---------
【PV】
【感想】
Merge Games がパブリッシングをしたゲームが、2019年10月10日にPS4(日本)で一気に四本配信されました
ちなみに、この四本は、Switchでは順に一本ずつ配信していました
とりあえずその中から三本購入しプレイしました(残り一本は、このゲームをクリアしてから購入しています)
最初にクリアしたゲームが、Solo:Islands of the Heart です
パズルゲームとしては程よい難易度です
また、道中「愛」にまつわる質問に答えることになるけど結構重たい質問がありました
ちょうどプレイしていたときにコントローラが壊れたのか、L2ボタンを押すと左スティックが反応してしまい勝手にキャラが動いてしまいました
そのせいで、ブロックを積み上げるのに無駄に苦戦しました
パズルで悩むよりもコントローラに苦労したという、ゲーム以外で悩んでしまいました
楽しかったです
グラフィック・音楽について
南国風の明るい世界で青い空や海が綺麗です
キャラクターはかわいいです
ギターとフルートの優しく落ち着いた音楽がお気に入りです
グラフィックと音楽はパズルを解くのを邪魔しません
《説明》
パズルアドベンチャーゲームです
≪操作≫
左スティック:移動
右スティック:辺りを見回す
R2ボタン:走る
L2ボタン(長押し):魔法の杖で狙う
L2ボタン(放す):魔法の杖で掴む
L1ボタン:カメラ
方向キー:ギター
×ボタン:インタラクト、(木箱を)持ち上げる
□ボタン:パラシュートの開閉、(木箱を)回転
△ボタン:インベントリ、(木箱を)台にする
○ボタン:去る・閉じる
<魔法の杖>
L2ボタン(長押し)+右スティック:持ち上げる木箱を探す
L2ボタン(放す):(木箱が水色に光ったら)持ち上げる
L2ボタン(長押し)+右スティック:(持ち上げた木箱を)置く場所を決める 白い立方体のシルエットに狙いを定め
L2ボタン(放す):木箱を設置する
□ボタン:木箱を横回転
△ボタン:木箱を縦回転
<カメラ>
右スティック:動かす
左スティック上下:明るさ調整
×ボタン:撮影
○ボタン:終了
<ギター>
方向キー下:ギターを取り出す・仕舞う
R2ボタン(長押し):演奏
R2ボタン+左スティック上下左右:音程を変える
≪基本≫
1.基本的に以下の通りに進行する
ミニ灯台を起動させる → トーテムが目覚める → トーテムの所まで向かう → トーテムによる質問 → 答えるとキューブが手に入り、新たな島が出現 → …
それを繰り返して、最後に大きな灯台のスイッチを起動して新たなエリアへ向かう
2.ミニ灯台やトーテムの所に向かうには木箱を積み上げ通り道を作る必要がある
(1) 木箱の種類はエリアが進むと増える
a.木箱
b.扇風機木箱
(a) 扇風機を上にしたときに乗るとパラシュートが開き上に浮く
(b) 扇風機を下にしたときは、この木箱が二段上まで浮く
(c) 扇風機を上にしたときに、この上に他の木箱を乗せると浮かせることができる
c.矢印の木箱
(a) 矢印の方向に橋がかかる
(b) 矢印のある面を上にしないと橋がかからない
d.吸盤のついた木箱
(a) 壁や他の木箱にくっつく
(b) くっついているときは扇風機木箱で吹き飛ばされない
(2) ベンチに座ると木箱が初期位置に戻る → リセットされる
(3) 主人公は木箱を一段ずつ上ることができるが、木箱を持っているときは上ることができない
(4) 持ち上げた木箱は白枠の位置に置くことができる。置くときは自分より高い場所でも置くことができる
(5) 魔法の杖で、遠くにある木箱を持ち上げたり、遠くに置くことができる
(6) 海に落ちたときは□ボタンで泳ぎ、梯子から陸地へ戻る
3.トーテムに話しかけると「愛」に関する質問をしてくるので、選択肢の中から自分に当てはまるもの(当てはまるボタンを長押し)を選ぶ
(1) 質問に答えると新たな島(エリア)が出現し、黄色のブロックが手に入る
4.サブクエスト
(1) 動物
a.食べ物をあげるとニコニコマークにハートが出て懐いてくる
b.食べ物がないのに近づくと、泣きマークが出て逃げてしまう
c.動物によって好物が違う。吹き出しでわかる
(2) 橋が崩れて家に帰れなくなり離れ離れになった動物(家マークと泣きマーク)
a.木箱で橋を作り、家に帰してあげる
b.この動物は、半ブロック分しか上り下りできない
(3) 枯れた花
a.シャワーを枯れた花にかけて咲かせる
b.水を噴射する木箱を利用して水をポンプに運ぶ
(4) 写真
a.お題の写真を撮影する
b.目的の写真を撮影すると、その写真にはニッコリマークがつく
5.その他の施設
(1) テント:手紙や楽譜がある
(2) 水色と白のストライプの模様の板:近づくとモグラが飛び出て、近くの間欠泉に落ち、ショートカットができる
a.そこに乗ると上に浮き上がる
(3) ギターで反応する物:楽譜通りに演奏すると変化が起こる
(4) 他の島へと繋がっている建物
a.パズル部屋になっていて、パズルを解くと次の部屋へ行くドアが開く
b.床にある模様と同じになるように木箱で影を作る。正解すると模様の枠が光る
6.アイコンについて
(1) …マークなどの吹き出しマーク:×ボタン(長押し)で行動する。椅子の前だと座る
(2) 顔マーク:動物を撫でることができ、ハートマークとニコニコマークが出る
(3) 錨マーク:船に乗る
7.インベントリ:持ち物(下の(1)〜(4))・バックパック(一度読んだ手紙)・写真
(1) カメラ(最初から持っている)
(2) ギター(最初から持っている)
(3) パラシュート(入手後)
(4) 魔法の杖(入手後)
ゲーム内容について
「愛」をテーマにしたゲームで、愛に関する質問に答えるパートとパズルゲームが融合しています
プレイする前は、パズルゲームとしては軽めなのかと思っていたら、結構本格的なものになっていて、少しずつ難しくなっていきます
おまけ要素も充実していて、ゲームとしても楽しめるものになっていました
ゲームを始めると、最初に、質問に答えていきます。キャラ設定も兼ねています
性別:女性・男性・Xジェンダー
恋愛対象の性別:女性・男性・Xジェンダー・すべて
外見:三種類から
最愛の人の名前:×ボタンが決定。日本語・英語可
トーテムは、愛に関する質問をしてきます
質問の中にはディープな質問があったり考えさせられるような質問もあります
トーテムに答えた結果に基づいて亡霊が話してきたり手紙の内容が変わってきます
たまに正しい回答だったか悩みました
正解はないと思うけど…
パズルゲームとしては、木箱を配置して道を作っていくというものです
橋を作ったり階段を作ったりしていきます
パズルとしてはよくあるもので、シンプルなルールでわかりやすいです
しかし、パズルを解くのに必要な木箱がたりないというのが、このゲームの特徴となっています
たりないなら、前の島にある木箱や、同じ島でも前のエリアにある木箱を持っていこうと思ってもできないです
あらかじめ木箱の数が決まっているから、一度使った木箱を再利用して道を作っていくことになります
先のことを考えて設置していくのは面白いです
パズルを解くのに、魔法の杖を使うことが多いけど、結構使いづらいです
たとえば、吸盤のついた木箱の隣に他の木箱をくっつけたりするのが難しいです
木箱を設置しようとしたときに物凄く遠くへ移動してしまうことがあるので無駄に時間がかかりました
木箱を置くのに手間がかかります ∑(-x-;)
自分で持ち運んだ方が早いと思うけど、後半になるとそれができなくなり魔法の杖頼りにならざるを得ないです
また、カメラアングルは、左右には動くが下から見上げることができないので道作りをしているときに不便になることがありました
パズルは本格的なので、パズル好きな自分には楽しいけど、魔法の杖・カメラアングルが悪いのでめんどく思いました
他の島へと繋がっている建物が二軒あるけれど、最初の建物は無視してしまいました
パズルの意味がわからず、泳いで先に進むことができたので断念しました
二軒目で意味を理解し、解くことができました
唯一断念したパズルになってしまいました (ノ_・。)
マルチエンディングで二種類あります
動きがある方とあっさりとした方の二種類なので、必然的にベストエンディングがわかりそうです
ちなみに、最後の島での選択肢によって分岐します
クリアした後にコンティニューしたら、魔法の杖を捧げた直後から始まるので他のエンディングを見るのが簡単です
会話はオートで進行します
割と早めに切り替わるので、読み遅れてしまうと同じことを二回言わないのでわからなくなります
オートでなくてもよかったのでは、って思います
その他・まとめ
オートセーブされるけど、どうやら新しい島(エリア)が出現したときにセーブされるっぽいです
だから、島の途中で止めると、次にプレイするときは止めた島の最初からやり直しとなります
ただ、離れ離れになった動物を木箱で通り道を作って再会させるパズルはリセットされていたけど、動物は再会した後になっていたので、クエストの結果は保存されてるっぽいです
魔法の杖を捧げる場所の壁には多数の名前がありました。キックスターターの人かもしれません
プレイする前は、「愛」に関する質問がメインで、パズルは軽めかと思っていました
しかし、本格的なパズルで徐々に難しくなり終盤は歯ごたえがありました
木箱の種類は少なく、ルールはシンプルなのでとっつきやすいかと思います
魔法の杖の操作がうまくいかないのはマイナスではあるけども…
また、写真を撮ったり、ギターを弾いたり、動物と交流したりする など のんびりと自由にプレイできるのは好印象です
お勧めです
【評価】
○:考えさせられる「愛」についてのテーマ
○:シンプルなルールの本格的なパズル
○:のんびり自由にできること
×:魔法の杖の操作、置きたい所にスムーズに移動してくれない
×:オート進行の会話