CHUCHEL(チュチェル) の感想(レビュー)です
かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です
見るときに注意してください
---------キ-------リ-------ト-------リ---------
【PV】
【感想】
Amanita Design による新作です
Bit Summit にも出展していました
今までの作品とは異なるシナリオやシステムを導入しています
デジタル化された絵本のような作品です
よく動くキャラクター達にクスッとしながらも程よい難易度のゲームを楽しみました
グラフィック・音楽について
今までの作品よりも細かくアニメーションしています
コミカルな動きで見ているだけでも楽しいです
曲や効果音もコミカルです
ピアノソナタ第二番 変ロ短調(ショパン)をコミカルにアレンジした曲もあります
《説明》
アドベンチャーゲームです
≪基本≫
1.ステージ制のような構成で基本的に一画面。全30ステージある
(1) ステージによってはミニゲームがある
(2) 試行錯誤していると?マークの立て札が地面に突き刺さる。タッチすると解答を図解で見せてくれる
(3) 取ったアクションでさくらんぼマークが光ることがある。特別なアクションを取った証で七種類ある
取っていない物はモノクロになっている。実績になっている
ゲーム内容について
今までの Amanita Design とは違ったゲームとなっています
まずは、他の作品と違ってステージ制のような構成になっています
あちこち移動することがない分シンプルに謎解きに集中することができます
次に、キャラクターがよく動きます
トムとジェリーみたいな作品で、一つ一つのリアクションが細かくて見ているだけでも楽しいです
また、同じ所でも違うリアクションをすることがあります
さくらんぼが大好きなチュチェルが、奪われたさくらんぼを取り戻そうと奮闘していく物語です
コミカル調にテンポよく進みます
これも今までの Amanita Design のゲームにはありません
……今までのゲームでも、時たまコミカル要素があったけど、今作は特化しています
チュチェルの家から始まります
とりあえず、爆睡しているチュチェルを起こします
しかし、起きません…
部屋にある物を使って起こそうとしたら邪魔され、別の物で起こそうとしたらまた邪魔されての繰り返しです
なぜ起きない… ( ̄Д ̄;;
なんやかんやあって、ようやく起きたチュチェルが大好きなチェリーを食べようとしたら巨大な手に奪われてしまいます
各ステージの目的はさくらんぼを取り戻すことです
怪しい所をタッチしながらプレイしていきます
選択肢が出てくることがあります
選択肢は絵で表現されるのでわかりやすいです
しかし、選択肢に翻弄されることがあり、「正解」がなくノリ重視になっていることがあります
ステージには軽めのものとそうでないものがあります
軽めのものは幕間劇のようで、反応を楽しむものが多く、最後にタイトルが出てきます
タイトルにも弄ばれます…上のSSみたくUに潰されたりとか
そして、他のステージは、程よいパズルとアクション、そしてミニゲームが散りばめられています
パズルは難しくはなく、法則を見つけて攻略していくタイプです
アクションはミニゲームの中に多くあります
たとえば、真ん丸した生物にぶつからないよう右に飛ぶゲームがあります
Flappy Bird なのかな?
ミニゲームは、どこかで見たことがあるものがアレンジされています
テトリス
……に見せかけたブロックから逃げるゲームです
テトリスの中の世界に入るとブロックに狙われるのですね…
パックマン
……に見せかけたパックマンから逃げながらさくらんぼを食べ尽くすゲーム
パチンコで飛ばすミニゲームに苦戦しました
力と方向に悩みました
その他・まとめ
いろんな所をタッチして反応を楽しむ「おもちゃ」のようなゲームです
もちろん、今までの Amanita Design のゲームのようにミニゲームあり、謎解き要素があります
今までの Amanita Design のゲームと作風が違うので、今までの作品のファンの人は合う合わないがありそうです
私は、テンポよく進むし、新しいチャレンジもよかったと思っています。楽しみました
子どもと一緒にプレイしても楽しむことができます
トムとジェリーみたいな感じです
お勧めです
【評価】
○:細かく動くキャラクター
○:シンプルな物語とコミカルな展開
○:程よい難易度のパズルとアクション要素
×:今までの Amanita Design と作風・システムが違う