【感想】 Valiant Hearts -The Great War- | 遙か宇宙の彼方へ

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のんびりと更新していく予定です

 Valiant Hearts -The Great War-(ヴァリアントハート ザ グレイト ウォー) の感想(レビュー)です

 かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です

 見るときに注意してください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


---------キ-------リ-------ト-------リ---------

 

【PV】

 

 

 

【感想】

 

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 過去にPS+のフリープレイにラインナップされていました

 この頃はまだPS4を持っていなかったのでポチっとだけしていました

 

 しかし、PS4を購入した頃にはすっかりこのゲームのことを忘れていました ( ̄□ ̄;)

 2017年になり、このゲームのことを思い出しDLしました

 

 ゲームを始めるとクリアまで一気にプレイしました

 忘れていたことを後悔しました ∑(-x-;)

 

 グラフィック・音楽について

 

 アニメっぽいグラフィックで台詞はなくアニメーションで表現されています

 また、コマ割りみたいな表現がされる演出があります

 

 音楽の一部にはクラシック音楽を使用していました

 

 マーラーの交響曲を二曲使用していました

 

 交響曲第1番 ニ長調 「巨人」 第4楽章 ワンフレーズのみ

 交響曲第5番 嬰ハ短調 第2楽章

 

 車に乗っているときに襲ってくる敵の攻撃をかわすステージの音楽

 

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 一回目:ハンガリー舞曲 第5番 嬰ヘ短調(ブラームス) 短くアレンジしている 

 二回目:喜歌劇「天国と地獄」(オペレッタ「地獄のオルフェ」) 序曲(オッフェンバック)

 三回目:下の2つの曲が交互に演奏される

 

        くまんばちの飛行(リムスキー=コルサコフ)

        交響詩「禿山の一夜」(ムソルグスキー)

 

 このミニゲームは、音楽と攻撃がシンクロしていてリズムゲームっぽかったです

 クラシック音楽好きが幸いして三回目の交互に変わるのを除いて攻撃パターンを予測できました ( ̄ー☆

 

 クラシック音楽の中で、特にマーラーが大好きなので、マーラーの曲が流れるとプレイしないでしばらく聴いていました

 

 どうしてこの曲を採用したか…選曲に何か特徴があるのかと考えてみました

 

 出身地で考えてみると、オッフェンバックはドイツ生まれでフランスに帰化しているけど、リムスキー=コルサコフやムソルグスキーはロシアだし、まったく関係ないです

 冬だからロシア?って思ったりしたけど音と動きに合っているっぽいので採用した気がします

 リムスキー=コルサコフは海軍、ムソルグスキーは軍人だったからそれかな?

 

 ちなみに、交響詩「禿山の一夜」はリムスキー=コルサコフがアレンジしています

 現在演奏されているものはこのバージョンです

 ムソルグスキーのオリジナル版が演奏されたのは約50年前です

 

 操作について

 

 左スティック:移動

 左スティック上:障害物を上る

 

 △ボタン:史実・アイテムを見る

 □ボタン:攻撃

 ×ボタン:手榴弾を持つ

 R2ボタン+左スティックで投げる方向を決める +×ボタンで投げる

 

 タッチパネル:ヒント

 オプションボタン:メニュー画面

 

 ゲーム内容について

 

 アクションパズルアドベンチャーゲームです


≪基本≫

 1.パズル>アクションやミニゲームで進行する

  (1) アイテムを別のアイテムに交換するわらしべ長者のようなパズル
  (2) 砲撃を避けながら先に進む または 逃げる。強制スクロールの場合もある
 

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  (3) 車を運転するモード。障害物を避ける
  (4) アンナが負傷者を救出するミニゲーム

      心電図の脈が乱れているときにタイミングよく指定されたボタンを押す 

  (5) 敵から見つからないように逃げる
 

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  (6) QTE(クイックタイムイベント)

 2.ゲーム中に言語的表現はない。イベントや吹き出し中のアニメで表現される
 3.特定の場所でタッチパネルを押すとヒントを見ることができる

 
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  (1) ヒントというよりは解法。手順を順に見ることができる
  (2) 次のヒントを見るまでに時間がかかる

 4.ゲームを進めると日記が更新される
 5.アイテムが隠されている。全部で100種類以上ある

  (1) アイテムを取ると右側のアイテム一覧に納められる
  (2) ステージに何個アイテムがあるかは(1)のときと△ボタンでアイテム欄を見るとわかる
 

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  (3) アイテムを取るまではシルエットしかわからない。形から判断できる
      アイテム欄の並びはステージ開始からゴールまでの道中の順番通りになっている
  (4) 一度アイテムを取るとやられてリトライしたときでも取ったままになっている

 6.△ボタンで史実・アイテムを見ることができる
 

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 第一次世界大戦を基にしてストーリーが作られています。実際にあった資料をベースにしています
 重い話で戦争に翻弄される人々の話にグッときます
 

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 一番最後の展開は衝撃的でした。違う展開を予想していたので…… (´・ω・`)

 4人の登場人物と4人の人物を繋ぐワンちゃんによる群像劇です

 パズルっぽいゲームでアクションは簡単です
 パズルには様々なものがあるけど難易度は抑えられています
 

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 所々にボス戦があるけどパズルっぽいです
 最初何をすればいいか悩んだけど(決して回避するだけのミニゲームだと思って逃げ続けていたとは言わないです)攻略法を見つけるのは楽しいです
 

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 誰にでもクリアできるような作りになっています

 敵の攻撃の予告を漫画のコマ割りみたいな演出で表現しています
 

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 この表現は面白いです
 この表現は予告以外にも使われています
 

 オプションのベテランモード オン・オフ でヒントとアイテムのハイライトの表示を切り替えることができます。最初はオフになっています

 

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 その他・まとめ

 

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 第一次世界大戦をベースにしたストーリーは心に突き刺さります

 難易度が抑えられているのは挫折する人を少なくする手段なのかと思います

 

 私はクラシック音楽好きなのでテンションが上がりまくりでした

 特にマーラーが好きなのでさらにテンションが上がりました

 

 お勧めです

 

【評価】

 

 ○:ストーリー
 ○:クラシック音楽(マーラー など)

 ○:適度に抑えられた難易度

 ×:アイテム探しは作業に感じる