【感想】 The Unfinished Swan(VITA) | 遙か宇宙の彼方へ

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のんびりと更新していく予定です

 The Unfinished Swan の感想(レビュー)です

 かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です

 見るときに注意してください










----------キ-------リ-------ト-------リ----------

【感想】

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 The Unfinished Swan は、PS3でクリア済みです。隅々まで堪能しました
 モダンなバロックみたいな音楽もよくてBGM代わりによく聴いていました

 今回VITA版を購入したのは面白かったのもあるけど、ヘッドフォンをしてBGM代わりにしたいのと、PS3版をプレイしたときに激しい酔いを経験したのでVITA版ではどうなっているのか を検証したくてです

 そんなことを酔いを覚ましながら書いています ← 検証終了 笑

 何だかんだ言いつつもVITA版もクリアしました
 風船集めは3分の2を自力で、残りを風船レーダーで見つけました
 すべての風船を見つけ、おもちゃをすべて獲得しました

 操作について

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 L・Rボタン以外に、スクリーンをタッチするとその場所へボールを投げました
 風船にぶつけるときや投げたい場所が決まっているときに便利でした

 PS3版ではあちこち進むと激しく酔ったけど、VITA版ではそれほど酔いませんでした
 酔うのは、チャプター1・2です
 特に、チャプター1の真っ白な場所で墨の球を投げる所で激しく酔いました(PS3版)

 ストーリーについて

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 絵本のような世界で、白鳥を追いかけていくことになります

 最初はゆったりと進むけど、最後の方は怒濤の如く進みあっさり終わります

 考察することができそうなストーリーになっていて、このゲームのテーマがありそうです

 ステージには物語が隠されていて、最初の文字だけ黄色く表示されています
 そこに球をぶつけると物語が現れ朗読してくれます
 朗読はそのステージをプレイ中に1回しかしてくれないけど、再度プレイしたときに球をぶつけると朗読してくれます

 PS3版をそのまま移植しているような気がします
 PS3版同様最後は音声と文章がずれてしまいます。このズレは直っていませんでした
 残念です

 ゲーム内容について

 チャプターごとに投げる球や世界の描かれ方が異なります
 その仕掛けが楽しくてワクワクします……PS3版では酔いとの戦いだけど、VITA版では少しだけです
 PS3版ではチャプター1・2、VITA版ではチャプター1で酔いました

 ステージごとに説明します

 チャプター1では、真っ白な世界に墨の球を投げて輪郭を浮かび上がらせます
 目の前に壁があって焦ってしまうと激しく酔う原因になります

 ゲームスタート時の画面です

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 ゲームを始めても画面が真っ白なので、「もう始まってるの?」と驚きました
 墨の球を投げると真っ白な世界に風景の輪郭が浮かび上がります

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 やがて影が描かれるようになり徐々に見やすくなってきます

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 徐々に風景が変化していくのは、途中にある物語に沿っています

 チャプター2では、白黒・青系の色がつき、先に進むと少しずつ色が追加されます

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 蔦を伝って移動するのに壁際を移動したりするので酔います
 チャプター3では、真っ暗な世界で墨の球を投げます

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 僅かな明かりを頼りに進みます。風船探しが一番難しいです

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 最後のチャプターは意味ありげです

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 その他

 アクティビティーに書かれていることが面白かったです
「ステージ内を汚しました」「クモに食べられました」 など 特別なことをしたら書き込まれました

 PS3版よりは酔わなかったけど、ステージ1とプロトタイプはやばかったです

 クリアするだけなら簡単ですが、風船探しをするには根気と洞察力が必要です
 でも、おもちゃ の項目にある ホースと風船レーダーを手に入れると楽になります

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 1周目は風船レーダーを利用しないでのんびり楽しむのがいいかと思います
 風景を楽しみながら、風船は自力で探すのがいいです。その後集中的に風船集めをするのがいいかと思います
 風船集めは酔いとの戦いになるけど | 壁 |д・)
 斬新なゲームが好きな人や絵本が好きな人にはお勧めです

【評価】

 ○:独特のシステム ← 球を投げて風景を描く
 ○:音楽
 ○:探索するのが楽しい
 ×:最後の部分 ← 字幕と音声がずれる
 ×:酔いやすい(特にPS3版)