遙か宇宙の彼方へ

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 American Arcadia(アメリカン アルカディア)の感想(レビュー)です

 かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です

 見るときに注意してください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


---------キ-------リ-------ト-------リ---------

 

【PV】

 

 

 

【感想】

 

aamiedraiccraan1

 

 Call of the Sea を開発したデベロッパー Out of the Blue による作品です

 

 

 Call of the Sea が面白かったので、このゲームも楽しみにしていました

 前作と今作からレトロな時代設定が好きなデベロッパーということがわかったけど、この作品も面白かったです

 操作性もよく緊張と緩和がしっかりしていました

 

 

 グラフィック・音楽について

 

 Call of the Sea をプレイしたことがある人ならグラフィックの特徴が似ています

 前作のネタもあります

 

aamiedraiccraan 4

 

 

 オーケストラサウンドによる軽快な音楽によってトレバーの過去が回想されます

 逃走劇では緊張感のある音楽、それ以外ではレトロっぽさを感じる音楽です

 

 とある場面でインドの民俗音楽が流れます

 

 スタッフクレジットではオーケストラをバックにしたレトロな雰囲気の歌がよかったです

 

 

 《説明》

 

 パズルアクションゲーム です

 

 

≪操作≫

 

 左スティック:移動

 

 □ボタン:調べる

 

 オプションボタン:ポーズメニュー

 

<トレバー>

 

 ✕ボタン:ジャンプ

 

 □ボタン(長押し):物をつかむ

 □ボタン(長押し)+ 左スティック:物を押す・引く

 

<協力者>

 

 右スティック:カメラ

 

 R2ボタン・L2ボタン:(物を取ったときに)ズームイン・ズームアウト

 

 右スティック(押し込む):カメラモード

 右スティック:デバイスの選択

 △ボタン:インタラクト

 

 R2ボタン(長押し):ダッシュ

 

 ✕ボタン:調べる

 ◯ボタン:しゃがむ

 

 

≪基本≫

 

 1.二重円のマークは□ボタンで調べることができる

 2.画面右下にカメラアイコンが出たらカメラモードを起動することができる

 

aamiedraiccraan 3

 

 (1) カメラモードで照明や扉 など のオブジェを起動することができる

 (2) 複数のカメラがあるときは画面上に表示される。カメラを切り替えることができる

 (3) カメラモードとトレバーのアクションは同時にでき、カメラモードのままでもトレバーを操作できる

 

 

 ゲーム内容について

 

 全世界で大人気のテレビ番組にリアリティショー「アメリカン・アルカディア」がありました

 1970年代風のレトロさを感じるけど未来的な都市アルカディアが舞台です

 

 アルカディアの住民は気づいていないけど、全世界に向けて彼らの生活を24時間365日休むことなく放送されています

 

 という世界観になっています

 

 このリアリティショーで人気のない住民は命を奪われてしまいます

 主人公のトレバー・ヒルズは、まさに人気のない住民であり命を奪われる対象者です

 

 

 アメリカのドキュメンタリー番組によくある登場人物による語りがちょくちょく入ります

 ゲームの始まりもトレバー・ヒルズがアルカディアで起こった出来事を語っているシーンからです

 

aamiedraiccraan 2

 

 このドキュメンタリー番組は単なるイベントではなく、この後に何があるかとか、何があったかを話してくれるので物語や展開がわからなくなることはありません

 このゲームの世界観にも合っているし、いい演出です

 

 また、CMが始まることもあり、この世界について知ることができます

 

 

 チュートリアルを兼ねた逃走シーンへと移り変わり、事件が起こった二週間前へと遡ります

 そこでトレバーの日常を追体験します

 日々の平凡な生活ですが、少しずつ奇妙な出来事が起こり始めます

 

 そうして事件当日の逃走劇へと移ります

 

 

 トレバーがアルカディアからの脱出を目指していくゲームです

 そのために協力者のアンジェラ・ソラノが、安全に進めるようカメラモードを駆使してサポートします

 

 トレバーは2Dの ジャンプアクションゲーム で、アンジェラは3Dの ポイント アンド クリック アドベンチャーゲーム です

 

 最初のうちはカメラモードがトレバーのプレイをする上で邪魔になるかと思っていたけど違いました

 

 左スティックと右スティック など キャラクターによって操作方法が被らないようになっているので、カメラモード中でも同時に操作できるように設定されています

 よくできています

 

 

 トレバーだけではなくアンジェラパートもあります
 アンジェラパートでは主観視点になります

 

 トレバーパートは基本的に自分を中心にしかわからず、この世界の真実はプレイヤー同様わからないです

 アンジェラパートで、いろいろ調べることで世界観がわかってきます

 

 アンジェラパートはトレバーのために準備し、そのためにパズルを解くことが多いです

 

 

 逃走劇とは別に緊張したのが、同時に別なことを行うときです

 トレバーはステルスしながら追手から逃げる中、アンジェラには忠誠テストと言う名の尋問が行われるシーンがあります

 

aamiedraiccraan 5

 

 質問の答えをパソコンのモニターに映る画面の中から選びます

 絵を見続けているとゲージが溜まりマックスになったら選択します

 ここもトレバーパートの負担にならないよう、うまく設定されています

 

 ただ、トレバーパートでは単純に逃げればいいと思っていたら捕まってしまい、数回リトライしてステルスだとわかりました。最初がわかりづらいです

 ステルスだとわかったら簡単でした

 尋問はやり過ごすことに成功したけど、正しく回答できたのか自信ありません

 

 ただのジャンプアクションゲームによる逃避行になっていないのはユニークで面白いです

 逃走者と協力者をそれぞれ操作し、ときには同時に行い、場合によってはそれぞれ別のことを行うのは新鮮です

 

aamiedraiccraan 8

 

 アンジェラパートでシビアなことがありました

 

 ケンドラがアンジェラの部屋を捜索するまでの間に怪しまれるものを隠す時間が短くシビアで一番やり直しました

 

aamiedraiccraan 7

 

 この後のトレバーのシーンがインターバルになるぐらいキツかったです

 

 トレバーでキツかったのが銃撃を避けながら進むシーンだけど、物を隠すシーンより楽でした

 結構撃たれたけどね

 

 アンジェラパートの方が難しく、トレバーパートは銃撃が一番難しく終盤になると簡単でした

 

 

 トレバーは高いところから落ちるとリトライです

 また、捕まったとき など で画像が乱れ瞬時にリトライされます

 

 待ち時間がほぼないのは最高です

 

 

 その他・まとめ

 

 字幕が表示されないことがありました

 

 たとえば、登場人物Aがしゃべっている字幕が表示されている場合、別の登場人物BがしゃべるとBの字幕が出ないことがありました

 その影響で、その後の字幕が同じ字幕を2回連続で表示されることもありました

 

 

 バトルランナー(リチャード・バックマン。スティーブン・キングが別名で執筆した小説)やトワイライトゾーンの一エピソード『テレビタレント(Special Service)』で読んだり見たりしたことがある設定です

 

 ゲームでは二転三転する物語です

 

 物語の結末やスタッフクレジット後にも続くエピローグを含めて予想外の展開を迎えます

 皮肉が効いているけど現代社会ならではのメッセージ性はあります

 

 トワイライトゾーンに近いけど立ち位置は正反対です

 状況や結末は正反対だけど、この手の題材はこういうオチになるのかもしれません

 

 

 リアリティーショーやドキュメンタリー番組、そしてCMをうまくゲームに落とし込んでいます

 操作性も考えられていて、二人同時に操作するときもスムーズに混乱しないでプレイできるのはさすがです

 

 また、リトライが早いのはポイントが高いです

 

 トレバーパートはステルスとジャンプアクションゲームがメインで逃走することが目的です

 アンジェラパートはトレバーを逃すために様々なことに挑みます

 基本的にはカメラモードを駆使してトレバーをサポートすることになるけど、単独で行動するときにはパズルゲーム など の謎解きがメインとなります

 

 

 お勧めです

 

 

【評価】

 

 ○:物語、世界観
 ○:リトライの早さ

 ○:操作性がいい。カメラパートとアクションを同時に行うとき など
 ×:字幕が表示されないことがある
 ×:一部シビアなことがある