闘病中のキャリコさん。う~ん・・・なんだか微妙な病状です。
松かさ病の末期は、鱗がもう文字通り松かさのようになり腹水も溜まって、それはそれは痛々しい姿になります。
今のところうちのキャリコさんの鱗は、やや立ち気味ですけどボーっとみてると見逃すレベル。
でもなんか元気ないんだよね・・・割と水底でじっとしてます。見ための症状と現実の体調が合致しないからすごく不安です。
このまま放っておくわけにはいかないけど、せっかちなオレのこと。焦るとあれやこれやなんでも一気にやって、あっという間に弱らせてしまうのがオチだ。ここは肝を据えてじっくり取りかかろうと思う。
さて、病気、ケガ、消化不良等の金魚の異常に、比較的万能な治療法があります。
その名も「塩水浴」
飼育水の塩分濃度を0.5%くらいに引き上げることで、体調、その他症状の改善に、簡単且つ確実に有効に力を発揮する方法だとか。
前にも言ったけど、この病気は水質悪化に伴う症状らしい。薬を入れる前に水は全部換えたけど、バクテリアも減ったし、当然水は汚れやすい。でも薬を投入した手前、そう簡単に水を換えるわけにもいかない。薬もあと一包(ってか二包しか入ってない)だし、財布の中身にも限界がある。
そこで塩の登場ですよ。
水量は60Lに塩0.5%だから必要なのは大体300gなんだけど、生憎家の塩は今荒塩を使ってるせいで余計にミネラルとか入りすぎて水質が一気にアルカリ性に傾く心配がある。
なんでも一度にバーッとやっていいことないのは何度も実体験済みなので、とりあえず水を4分の1ほど換えて代わりに手元にある荒塩100gを添加。淡水に住んでる魚は、体調を崩すと汽水域まで下りてきて療養することもあるらしいから荒塩でも目立った害はないはず。
必要な塩の3分の1の量だから、濃度は0.17%前後かな?
さらにその数日後ににはさらに水の4分の1を捨て、残った水槽内の塩75g(0.125%)に新しい水と買ってきた食塩を125g添加。これで目標の3分の2の濃度。
それと同じことをもう一回やれば、目標の0.5%の到達って算段なわけよ。
残った薬は、何とか薬餌に利用する方法を考えてみようと思う。
ではまた次回。