ギターメンテナンス | 平木宏隆の活動ページ

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ギターメンテナンスの報告



 


依頼された3本のSettingMemo


まず一本目


TomAnderson


ブリッジのフローティング調整


ギターを弾いているときのテンション感


ジャックノイズの軽減


以上の3点




IMG_20130130_021548


最初のフローティング調整ですが


SUHRのように深くフローティングできるようにしようとしたのですが


ブリッジがL.R.Bugges製でピエゾーPUが内臓のタイプで


アームのタッチをピエゾーが集音するので(今回の場合はノイズを拾ってしまうという意味)


アームダウン+ビブラートがやりやすい範囲=妥協できる範囲内で調整。


スプリングが5本ですがもう少し柔らかな感じにしたいのでネジを緩めてスプリングのテンション感を低くしました。



次に弦高を 1弦側 1.5mm 6弦側 2.00m 3弦あたりは指版のRをみて微調整


自分のSETTINGのポイントは 弦高とP.U.の高さ



P.U.を低くすることでダイナミクスの幅を広げますが P.U.自体の感度もありますので
そこらへんは経験で判断。
少しビンテージよりで出力低めのP.U.だったので今回はちょっとだけ1弦側のP.U.を高くしました。
テンション感についてはそこらへんで改善できたと思います。


今回のジャックノイズの件は


ピエゾーPUが載っていてマルチモノ出力タイプのジャックアウトだったので


パーツの在庫がなくメンテナンスに時間がかかるのでやめました。


(ギターをすぐ使うとのことだったので)


なので、クリーニングのみを行いました。


最後に調整後のギター映像をUPしておきます。



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