葦の髄から天井を覗く -39ページ目

葦の髄から天井を覗く

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家族写真/荻原 浩
¥1,512
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娘の結婚、加齢に肥満、マイホーム購入、父親の脳梗塞……家族に訪れる悲喜こもごもを、ときに痛快に、ときに切なく描き、笑ったあとに心にじんわり沁みてくる、これぞ荻原浩!の珠玉の家族小説短編集。
勝手でわがまま、見栄っ張り、失礼なことを平気で言って、うっとうしいけどいないと困る、愛すべき家族の物語。


(Amazonより)


会話だけで話が進む、「しりとりの、り」

わぁ~!!やられた!と思って、途中で読み返して、ほうほう、確かにここに伏線が。なんて思いながら更に読み進めたら、もう一回、わぁーー!!またやられた!!ってなった。

これは会話だけの文章だから、成り立つこと。小説だから成り立つことで、こういうの、好き!


そして最後の「家族写真」

とってもよかった。しんみりした。読みながら、表紙の絵をしみじみと見る。

・・・おばあちゃん、どこ行っちゃった?トイレかな←

ラブレス/桜木 紫乃
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謎の位牌を握りしめて、百合江は死の床についていた――。

彼女の生涯はまさに波乱万丈だった。道東の開拓村で極貧の家に育ち、

中学卒業と同時に奉公に出されるが、やがては旅芸人一座に飛び込んだ。

一方、妹の里実は道東に残り、理容師の道を歩み始めた……。

流転する百合江と堅実な妹の60年に及ぶ絆を軸にして、

姉妹の母や娘たちを含む女三世代の凄絶な人生を描いた圧倒的長編小説。


(Amazonより)



ラブレス・・・題名から、もっとこう・・・ドロドロした恋愛ものを想像して読み始めたけれど、全然違った。


すごくよかった。


祖母世代に遡ると、生きていることがドラマチック(いい意味でも、悪い意味でも)なんだな・・・そういう時代だったんだな・・・って思った。

満願/米澤 穂信
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人生を賭けた激しい願いが、6つの謎を呼び起こす。人を殺め、静かに刑期を終えた 妻の本当の動機とは――。驚愕の結末で唸らせる表題作はじめ、交番勤務の警官や在 外ビジネスマン、美しき中学生姉妹、フリーライターなど、切実に生きる人々が遭遇 する6つの奇妙な事件。入念に磨き上げられた流麗な文章と精緻なロジックで魅せる、 ミステリ短篇集の新たな傑作誕生!


(Amazonより)


「関守」が印象に残りました。世にも奇妙な物語的なお話でした。