- キャプテンサンダーボルト/文藝春秋
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新聞広告を見た時はびっくりした。
「小説を、二人の作家が共作?え、どういうこと??」
思えば、「冷静と情熱のあいだ」のように、視点を変えて、二人の作家が描く、というのはあった(ただし、読んだ事はないw)。
私が知らないだけで、こういった試みはあるのかもしれないけれど、伊坂さんのような独特な物語を書く人が、他にもいるのか!え、だって、同じような話を書ける人じゃなければ、成立しないよね??(阿部和重さんは読んだことも、聞いたこともない作家さんでした←ごめんなさい)
序章。一行目。
ガノノイド脂肪に注目しろ!
のっけから始まる伊坂節に、「はは~ん。この章は伊坂さん担当ね。じゃあ次は阿部さんか」などと思いながら読み進める。
当然、章ごとに、作者が変わるのだと思ってた。最後まで。
伊坂さん節(と私には思える)を見つけると、「ふむふむ。この章は伊坂さんね」と。
絶対絶命、これ、ハッピーエンドで終わらないよーーー、もうページ数が少なくなってきたけれど、どうすんの、どうやって収拾つけるのこれ・・・と心配しながら読んだけど(笑)、
とある人が現れて(きちんと、物語が始まった頃に伏線がある)、まぁるく収まる。
それまでの前途多難、絶対絶命な雰囲気からすると、あら、ずいぶん簡単にまぁるく収まった、と思ってしまう、若干肩透かしな気持ちにならなくもないけれど、主人公たちが幸せな終わり方でよかった。
犬のポンセが大活躍だったのに、途中から出なくなっちゃって、最後のシーンでもう一度絡ませてほしかったなぁ。残念。
これ、絶対映像化されるよな~あたしだった誰を配役するかな~相葉は柳楽優弥くんかな~ちょっと若いかな~桃沢瞳は長澤まさみがいいな~、井ノ原は大好きな窪田正孝くんにやってほしいけど、ちょっと若いかな~結婚して子供がいるようには見えないな、却下。
なんて思いながら、題名で検索したら、作者二人のインタビューがあった→☆
えーーーー!!!
まったくの合作。章ごとに、なんて話じゃない。びっくりした。
余談だけど、この本を読んでいる時、テレ東の午後のロードショーで、「サンダーボルト」をやっていた。
観ればよかったなぁ。