眠る魚/坂東 眞砂子 | 葦の髄から天井を覗く

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眠る魚/坂東 眞砂子
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坂東さんの本は、3冊くらい読んだことある。

でも、あの、「子猫」のことがあってから、遠ざかっていた。


この方の書く作品のイメージは、3冊しか読んでないのに書くのも申し訳ないけれど、「ホラー」「性」。

そう思っていたけれど、最後の作品となったこれは、「原発」がテーマということで、興味をそそられた。

未完の作品なので、最後決着がつかないのはわかっていたけれど、読んでみた。


主人公の女性が、日本を飛び出し海外を渡り歩いた結果、南の島に住んでいること。

舌癌になること。


坂東さんの多くを知っているわけではないけれど、小説、というフィクションの世界が描かれているのにも関わらず、坂東さん自身を描いてるような気がした。


だから、未完でも、坂東さんは既に亡くなっているから、すんなり受け止められた、というか。


現実は、現在進行中だから。


もちろん、内容は事実ばかりじゃない。舞台も、関東にある、架空の町。


とある人が亡くなっても、世の中は続く、というか・・・


誰しも、自分の物語を生きてるんだけれど、「神様のレシピ」(いい言葉が見つからないので、これを拝借)の中では、登場人物の一人に過ぎなくて。


その中の一人が死んでも、神様のレシピはずっと続く。


坂東さんが思い描いていた「眠る魚」という作品が、どのような着地点だったのか、今となってはわかる術もないんだけれど、現実の日本はこれから、どうなるんだろう。


丸木さんの装画「原爆の図」を見ながら、そんなことを思った。


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サッカー、終わっちゃったー!!


サッカー見て、悔しくて涙が出たのは初めてだ。


もっともっと、沢山、華麗なゴールを観たかったー!!