プロトコールマナー講師の嵯峨裕美子です。

 

日本では、春夏秋冬の四季だけではなく、二十四の気という季節、七十二もの候とうい季節があります。

 

旧暦をもとに暮らしていた時代には、人はそうした季節の移ろいをこまやかに感じとり生活をしていました。

 

自然の流れによりそう旧暦のある暮らしは、現代にも大切なもの。

 

 

 

9月8日から、白露(はくろ)の期間です。

大気が冷え、草花や木に朝露が宿りはじめる頃のこと。

 

ようやく残暑がひいていき、だんだんと秋の気配が深まっていきます。東京も朝晩は過ごしやすい季節になってきました。

 

また、「茶の湯ヒーリング」で私が選んだ季節の禅語が「紅蓮白露秋(ぐれん はくろのあき)」でしたのでご紹介いたします。

 

「紅蓮白露秋(ぐれん はくろのあき)」

咲き残った紅色の蓮の花に、早くも秋の露が降りたという情景を表しています。

 

二十四節気:白露(はくろ)

期間:9月8日〜9月22日頃

禅語:「紅蓮白露秋(ぐれん はくろのあき)」