プロトコールマナー講師の嵯峨裕美子です。
2月19日(土)に開催いたしました、プロトコール ベーシックコースではテーブルマナー理論&実践を担当いたしました。
ご受講生は、ドイツ在住で日本帰国されている方と、キャビンアテンダントで育児休業中の方のご受講です。
テーブルマナー理論
海外でのご経験が豊富なご受講生のお二人は、テーブルマナー理論では熱心にメモをとられていたり、ご質問もいただきました。
特にナプキンの使い方は様々なパターンがあるので、何が正しいのか?という質問がございました。
今まで実践されていたナプキンの使い方を拝見し、アドバイスをさせていただきました。
特に間違っているわけではないので、どちらがお食事の際にムーブメント(動き)が少なく、エレガントに見えるかを考えて取り入れていただくことにしました。
日本ではマナーがミックスされていますので、様々な方法や所作があります。正式な場所ではこのような形、ですがTPOに合わせて使いこなすのもマナーです。
テーブルマナー実践の時に、レストランで実践されて納得されておりました
テーブルマナー実践で訪れたレストランは、この日はたくさんのゲストがおり、ちょうど4〜5歳のお嬢さんが子ども用椅子にお上品に座り、両親との食事を楽しんでいる様子が私達のお席から伺えました。
3歳の息子さんがいる受講生は、子供に美味しい食事を知っていただきたく、ご主人とよく3人でフランス料理店を訪れるそうです。
海外では正式なお席や高級レストランでは、大人としての立ち居振る舞いができない子供は、大人と一緒に同じテーブルでお食事をすることはありません。ファミリアな会は別ですが。。。
日本ではレストランによって対応も変わりますが、私がよく訪れる代官山のフランス料理店では、ファミリーでお食事されているゲストを拝見しますが、全て個室を使用して楽しんでいらっしゃいます。
テーブルマナーを知り、食の幅が広がるとさらに楽しみの幅も広がり、人との繋がりも広がります。
当校では、「プロトコールマナーは人生を豊かにする」とお伝えしております。
お相手を思いやる気持ちを忘れずに、同じ時間を共有できたら・・・素敵なことだと思います