三國志には多くの軍師が登場しますが、私が一番評価しているのは賈栩です。
コーエーのゲームにも遅ればせながら登場するようになりましたが、献帝から曹否に位を禅譲させたのは、この男の知恵と才覚です。裏方にいた男の凄みを感じます。
曹魏には多くの武将や軍師がいました。
夏候惇や張遼などの猛将。司馬仲達や郭嘉などの知将達のように戦場ではない場面での裏仕事に長けた男。曹操が集めた人材で、一番の収穫は、賈栩を配下に持った事です。
さらに、一番の計算違いは郭嘉の早すぎる病死です。赤壁の大敗の後、曹操が夏候惇に言いました。
郭嘉がいればこのような策には嵌まらなかっただろうよ。
郭嘉の智謀を物語る逸話ですね。
呂布を滅亡に追い込んだのは郭嘉の智謀ですから、強ち信用出来ない話ではありません。
YouTubeに丸刈りの姿を晒した姿はインパクトがありました。
しかし、そこまでする必要性があったのか?
髪の毛は、女性にとって命の次に大切な物なのに、よくあんな事をしたもんだ。その反面、ペナルティなら研修生にするよりも謹慎させるのが筋にも思える。
増田や小野は同じ事をしてグループを去っているのに峯岸は残るのか?
泣いて坊主頭になれば許される前例を残すのか?
しかし、別の見方もある。今回は各局が取り上げたからAKB峯岸の知名度が上がり、同情論も上がった。
話題作りに一枚噛んだ可能性もあるが、板野の卒業のインパクトが落ちてしまったのは笑い種だけどね。
軍師の役目は、主君に天下を獲らせる事です。
そういう観点で見たら、竹中重治や黒田如水はまさに名軍師です。
秀吉が一番信頼した軍師は間違いなく竹中重治です。秀吉の苦しかった時代を溢れる智謀で助けました。
竹中重治の死を誰よりも悲しんだのは秀吉です。
そして、誰よりも警戒したのは黒田如水です。
本能寺の変の時に、茫然自失の秀吉に、殿の天下が見えて来ましたぞ。
確かにその後、秀吉は天下を取りました。
しかし、本能寺の変の時に如水の言った一言は忘れていませんでした。
信用すべき軍師から、警戒すべき家臣になっていました。
この2人の軍師がいなければ秀吉の天下はありませんでしたが、信頼度には大きな差がつきましたね。