白い巨塔と言うテレビドラマがありましたね。
かつては、田宮二郎が主役を張り、最近は唐沢俊明が主役を演じていました。
その中で、教授回診と言うシーンがあります。
教授がカルテを見て、患者に病状の説明をする時には、後ろに准教授などを従えています。
まるで大名行列ですよ。
ここまでする必要性があるのかな?
医者は偉いと思い込んでいるのは分かっていますが、ここまで虚栄心を満たしたがる業種はないでしょうね。
第一、内容はインターンが私に説明した事と同じですからね。
ここ数日、夜間のしゃっくりがキツいので、昨夜は睡眠薬を投与されました。
ステロイドパルスの副作用は睡眠不足があるから、出されるとは思っていましたけど。
実際、とても良く眠りましたが、身体が重い。
しかも点滴の位置が変わっているし、あるはずのない傷口がありました。
どうしてこんな場所に傷があるんだ?
一瞬考えてしまいました。もしかしたら、一昨日の延長かもしれません。
司馬懿仲達。
三國志では孔明の引き立て役になっていますが、孔明には負けても、それ以外の人物には決して引けを取らない智謀策略を持つ男でした。
五丈原での対峙でも引かない態度、諸葛孔明の焦りを見抜いた作戦など、三國志最大の知恵比べでしたね。長生きをした者が勝者だと認識しました。
孔明無き蜀など簡単に滅びました。
残るは呉ですが、知将陸遜を要し、周泰を始めとする猛将を数多従えた呉は簡単には滅ぼせません。
そんな時に、魏の内輪揉めがありました。
司馬懿の本領は、この時に発揮されました。
曹否の信頼を得てから、権力の中枢を押さえて、魏から西晋になり、結局最後は司馬氏の天下になりました。
物語と現実の違いはどの国でも面白いですね。