弊社WAホールディングスに新しいグループ会社『KBジャパン』が誕生しました。このKBジャパンは建築資材を全国で販売する会社で主力製品は仮設足場に付帯するメッシュシートです。どこよりも良い商品を、どこもよりも安価で、注文翌日納品を実現した会社です。WAホールディングスは多くの皆様のご支援のお陰で大変地味ではありますが、年々、こつこつと着実に確実に成長させて頂いております。
東京都庁が正面に聳え立つWAホールディングスの東京本社で今日も弊社のスタッフが輝く未来を築くために頑張っております。お近くにお越しの節は是非お立ち寄りください。
さて、今回の寅さんから学んだ大切なことは・・・
第4回目 『失敗と成功』
寅さんこと渥美清さんに生前よく言われたことは『成功したからって驕っちゃいけないよ』・・・まだ人生経験のなく、勿論、成功経験もない私にはこの渥美さんの言葉の重みは理解できたものの、その真意はほとんど解りませんでした。
しかし、あれから数十年・・・人生の甘いも酸いも経験した私にとって渥美さんのあの言葉がいまは身に沁みます。既に俳優として大成功していた渥美さんの言葉だからこそ重みがあったのだと思います。
その渥美さん曰く、『奢り』は周囲に伝染・感染するそうです。一躍有名になった芸能人は大抵が自分は特別な人間だと勘違いをして奢ります。するとその付人やマネージャーも実に慇懃無礼な態度をとります。つまりは「奢り病」にしっかりと周囲も感染しているのです。
これは芸能界だけではなく一般社会にも存在しています。親が偉そうな子供は偉そうに振る舞います(笑) 今、世間を賑わしている森友学園の親子をみていると笑ってしまうほど頷けます。また、社長が偉そうだと社員も同じ波長を出してきます。会社の大小や年齢の高い低いにかかわらず、真に人間力がある人格者は実に謙虚であり、生き方そのものが穏やかです。まさしく渥美さんはその様な方でした。謙虚な成功者の周りには、黒柳徹子さんや永六輔さんの様に謙虚な人たちが多く集まっていました。その様な環境で少年期を送れた私は本当に幸せだといま改めて痛感します。この「謙虚に生きる」が渥美さん流な言葉になると・・・
失敗したら喜べ。けどよ、成功したら用心しなくちゃな。
になるのです。しかし、一方で渥美さんは「謙虚さ」と「消極さ」を勘違いしてはいけないとも仰っていました。言うべきことを言わないでスルーすることは「謙虚さ」ではなく、それは「卑怯さ」だと・・・つまり、謙虚に生きる根底には「勇気」と真の「実力」が備わっていることが必須条件なのだと。なるほど・・・生き方に確たる哲学を持っていた渥美さんならではの言葉の中に、いまの私の人生哲学の基礎を見い出したのだと思います。
渥美さんはよく私に「歳をとったら、カッコよくいきなさい」と仰っていました。それは高級車に乗り、豪邸に住み、栄耀栄華の生活をすることではなく、ずばり、『他がために生きること』だと断言していました。自らの損得や満足のために生きる人生・・・実にカッコ悪いですね。私も渥美さんの様なカッコよい人生を歩むべく益々精進したいと思います。
次回は渥美流「こだわり」と「本物」についてお話しさせて頂きます。⑤へつづく・・・
我が天命を知り
我が使命を自覚し
他が為に生きる。
人生はどん底からが、本当のスタート
故に、人生のどん底を嘆くことなかれ
威風堂々と、最高の笑顔で、前進あるのみ
人生は笑顔の数しか、幸せは訪れない。
どんなに辛くても・・・
どんなに悲しくても・・・
決して下を向いてはいけない。
光り輝く大空を見上げて・・・さぁ!
希望のはじめの一歩を踏み出そう!
一級建築士事務所ACADEMEIA
プロタイムズ湘南台研修センター