久々に年老いた母に会ってきました。体はひと回りもふた回りも小さくなってしまった母ですが、私にとってその存在はいまだに大きく、やはり偉大な母でした。
久々に母の住む施設を訪問した私の顔を見るなり、満面の笑みを浮かべて『お兄ちゃん?』と母は問いかけてきました。まるで映画「男はつらいよ」の寅次郎とさくらの再会のシーンそのものでした(笑)
母はどうやら私を田舎の叔父と間違えている様です(笑)・・・『お袋のお兄ちゃんがこんなに若くないでしょう』と私が言っても母はピンとこない感じ・・・母の中では若いままのお兄ちゃんで記憶が止まっているのでしょう。
私も『チーコ、元気かい?こっちはみんな元気だぞ』としばし田舎の叔父を演じてしまいました(笑)・・・母にとって『お兄ちゃん』という存在が母の追憶の思い出であり人生そのものなのでしょう。今、施設でひとり母に寂しい思いをさせていることを猛省しました。
私が施設から帰るとき、いつまでも出口で寂しそうに私に手を振って見送ってくれる母に、たまにしか来れないドラ息子として深々と頭を下げてお詫びをしました・・・『お袋また来るからね』・・・
やはり、いくつになっても母は偉大であり、掛け替えのない存在だと痛感しました。母の残された人生のためにもう少し孝行息子または偽叔父になって頑張ろうと思いました。
我が使命を知り
我が使命を自覚し
他が為に生きる。
人生はどん底からが、本当のスタート
故に、人生のどん底を嘆くことなかれ
威風堂々と、最高の笑顔で、前進あるのみ
人生は笑顔の数しか、幸せは訪れない。
どんなに辛くても・・・
どんなに悲しくても・・・
決して下を向いてはいけない。
光り輝く大空を見上げて・・・さぁ!
希望のはじめの一歩を踏み出そう!