撮影日記〜足尾を歩く・足尾銅山観光を見学 | COTTA撮影日記

COTTA撮影日記

2014年10月、モノづくりブランド“COTTA”をスタートしました。
カメラと写真の楽しみを提案する撮影日記をはじめ、
製品情報をお伝え致します。

前回まで、間藤駅周辺の

足尾銅山施設の写真をアップしてきましたが、

その間藤駅から二つ手前の通洞駅にある

足尾銅山観光を見学してきました。

 

 

江戸時代から昭和まで、

およそ400年の歴史をもつ

足尾銅山の坑道内を見学できます。

 

渡良瀬川のすぐそばなので

川の流れる音が聞こえてきます。

 

 

トロッコに乗って通洞坑から坑内へと入ります。

ワクワク。。。

 
通洞坑というのは、
足尾鉱山にあった3つの入り口のひとつ。
 
残り2つの入り口、
本山坑は、前々回記事で取り上げた古河橋から西に、
小滝坑は、通洞駅から北西の庚申川沿いにある。
 
いずれもグーグルマップで位置を確認できるので
そこから鉱山の規模をだいたい把握できる。
 
 
坑内に入るとトロッコを下りると
見学スタート。
 
坑内はヒンヤリ、
壁も天井も湿っています。
 
坑内は当然暗いのでミニ三脚必須ですね。
 
 
子供にとってはトラウマ級の
人形が所々に配置されてます。
 
人形が動き出したのでびっくりしましたが、
ここの人形はおとなしいようです。
 
 
 
鉱脈を通ってきた地下水。
わずかながら硫酸銅を含んでいるようだ。
 
足尾銅山鉱毒事件においては
高濃度の硫酸銅が川を汚染、被害がおよんだ。
 
もちろんこの水は
触ったり飲んだりはダメ!
 
 
坑道内には神社もあった。
坑道内にはお地蔵様が祀られていた。
事故の無いよう、祈願が行われていたのだろう。
 
 
見学できる坑内はおよそ460m。
洞窟探検は楽しい。
 
こちらもミニ三脚に固定して撮影。
しっかり絞り込んで、照明の光芒を出してます。
 
通路の中ほどに人影が見えますが、
こちらは幽霊、、、ではなく人形です。
 
 
坑道見学以外にも、
銅や銅銭の鋳造過程を学べる資料館がある。
結構興味深いのでおすすめ。
 
 
間藤駅と通洞駅の間にある
足尾駅にも行ってきた。
 
駅の雰囲気もレトロ感あって
いい味出てます。
 
 
駅の近くには
鉱山隆盛時に接待・宿泊として使われていた
迎賓館「古川掛水倶楽部」があるが、
冬場は閉館している。
・・・見学できなかった。。。
 
敷地内の赤レンガ倉庫だけ
外から見えたので撮影できました。
 
 
すぐそばの社宅跡。
木塀・木造家屋が並ぶ。
 
あきらかに廃墟になっている家屋もあるが
何件かは現在も使用されているようだ。
 
タイムスリップしたような感覚。
 
今回足尾の街並みと鉱山跡をいろいろまわってきましたが
記事で取り上げたとこ以外にも
いっぱい施設跡などが残っている。
徒歩だと回りきるのはちょっと難しい。
 
オフシーズンということで
いくつか閉館している施設もあったので
機を見てまた訪れてみたい。
 
 

◎使用カメラは

 LUMIX S5mk2 + LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S.

 LUMIX S5 + LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6