撮影日記〜岐阜の旅・巨岩そびえる苗木城〜その1 | COTTA撮影日記

COTTA撮影日記

2014年10月、モノづくりブランド“COTTA”をスタートしました。
カメラと写真の楽しみを提案する撮影日記をはじめ、
製品情報をお伝え致します。

岐阜の旅三日目、

午前に馬籠宿を散策後、

一旦中津川駅に戻り、

次のスポット、「苗木城」に向かいます。

 

バス待ちだと時間が勿体無いので

タクシーで移動しました。

 

 

苗木城は、中津川駅から

木曽川を挟んで北側の山にそびえる山城。

 

今回の岐阜の旅で行きたかったスポットの一つです。

 

タクシーを利用すれば、

ある程度上まで上がってくれるのでラクです。

 

 

タクシーを降りてすぐのところに

足軽長屋跡があり、

そこからかつての本丸があった場所が望めます。

 

足軽たちは必ずこの足軽長屋を訪れたあと

城の各所に出向いていたとのこと。

当時の足軽たちも、ここから本丸を眺めていたのでしょうか。

 

 
少し進むと道が二つに別れていました。
左が本丸へ、右が二の丸と練兵の施設跡に続いている。
 
道と道の間が少し凹んで堀になっている。
当時は石垣や板塀が連なっていたので
攻める側にとっては視界が悪く
本丸までの道がわかりづらくなっていたようだ。
 
 
巨岩を抱きかかえるように石垣が建つ。
ここは大矢倉があった場所。
 
 
大矢倉跡に上がってみた。
夏草と石垣、曇り空が、
いい雰囲気を醸し出してる。
 
 
大矢倉跡上から、本丸を望む。
本丸の北側に位置する大矢倉は、本丸並みの大きさだ。
城の防衛の要だったのがわかる。
 
 
大矢倉があった南側には「駈門」があり
ここを下れば城の南側に下りられる。
 
城の南は木曽川が流れ、
山の斜面も急なので、
ここからの城攻めは難しいと思われる。
 
通行できるっぽいのですが、
反対側に出た先の道(北恵那鉄道橋梁跡に出る)
バスも通らないので
多分困ることになると思います。
 
 
岩がゴロゴロ。
切り立つ崖に、ところどころ切石の石垣が見える。
 
重要な文書や刀剣類が置かれていた「御朱印蔵跡」。
大事なものを保管するので
しっかりとした造りになっていたよう。
 

写真は「二の丸跡」。
このすぐ下に弓の稽古場である
「的場跡」がある。
 
奥に見えるのは城山大橋で、
ここに来るときにタクシーで越えた、
木曽川にかかる橋。
なんとも眺めのいい城である。
 
昼も半ばにさしかかり、
ポツポツと時折雨がぱらつく。
城を見学するまでなんとか天気がもってほしい、
と祈りながら、本丸を目指して上る。
 
そして次回に続く。。。
 
 

◎使用カメラは LUMIX S5 +  LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S.

LUMIX G9PRO + LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm / F1.7 ASPH.