撮影日記〜特別天然記念保存木・牛島の藤 | COTTA撮影日記

COTTA撮影日記

2014年10月、モノづくりブランド“COTTA”をスタートしました。
カメラと写真の楽しみを提案する撮影日記をはじめ、
製品情報をお伝え致します。

明日からGW。

 

去年・一昨年と自粛していた方々も

今年は戻ってきそうで、

旅行や帰省を楽しむ方たちの人流で混雑しそうですね。

 

毎年この季節は、

藤の花を見に行くことが多いのですが、

今年は初めて「牛島の藤」を見てきました。

 

 

藤といえば、

あしかがフラワーパークや亀戸天神に行くことが多いですが、

牛島の藤は、最近その存在を知りました。

 

国の特別天然記念物にも指定された、

樹齢1200年とも言われる古木です。

 

 

時期としてはちょっと遅かったかな、という感じ。

それでも訪れる人たちは多く、

その大きさ、枝ぶりや花のきれいさに驚いていたよう。

 

あしかがフラワーパークの藤も大きいですが、

あちらは樹齢160年ほどですので、

1200年というのはまさに桁違いの長生きです。

 

 

園内はそれほど広いわけでもないですが、

樹齢1200年の山藤以外にも、いくつか藤棚があります。

 

ここは元々お寺(真言宗連花院)だったようですが

廃寺となり、

現在は「有限会社 藤花園」が管理しているそうです。

 

 

この日は夏のような暑さ。

初夏を感じる色合いです。

 

花房の長さは、最大のもので2mほどあるそうです。

 

藤棚の真下あたりまで花房が垂れていると

もう少し絵になったかもしれませんが、

時期的に厳しかったかも。

 

 

藤の周りにはクマバチがたくさん飛んでました。

 

藤とクババチは共生関係。

藤の花びらの下部(写真の濃い紫部分)を押し下げると

メシベ・オシベが現れる。

ここを押し下げる力があるのは、体の大きなクマバチが適している。

 

クマバチにとっては花の蜜を独占でき、

藤にとってはクマバチに花粉を媒介してもらえる。

なるほど。。。

 

クマバチはおとなしいので、

何もしなければほぼ刺されることはない。

ただ、体が大きく黒いうえ、

見た目がいまいち(個人の感想)なので

写真の被写体としては悩みどころだ。

 

 

見た目もとても奇妙な植物である。

藤は日本固有の種らしい。

 

 

1200年の古木なので、見た目は結構朽ちてるように見えるが

中ではしっかりと命が流れているようだ。

 

保存・保護も大変だとは思うが

樹齢2000年を目指して、木も人も頑張って欲しい。

 

 

筆者も明日からGWですので、

しばしブログもお休みです。

次の更新は5/9以降になります。

 

よい休日を。。。

 

 

◎使用カメラは LUMIX G9Pro + LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm / F1.7 ASPH.
 LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.