11月某日に
府中市郷土の森博物館に行ってきました。
6年以上前にも一度行ったことのある場所です。
6年前は梅の季節でしたが
今回は紅葉の季節、ということで
園内はこんな感じ。
今回もLUMIX S5に
ミノルタロッコール55mm/F1.7で撮影。
少し青みがかった色合いが
秋の侘び感を演出しますね。
園内は、江戸から昭和にかけての
古い建築物などを
移築・復元して展示しています。
まずは園内入ってすぐ、
尋常小学校内を見学。
逆光の中、暗部を少し持ち上げてます。
古いレンズがもたらす、
“画の滲み”のようなものがいい雰囲気をかもす。
角度を変えて、
サイド光に近い半逆光で、色味が出てきた。
それにしても机と椅子が小さい。
小学生にしても小さすぎる感じがする。
隣の人との密着度も近いし
机が繋がってるので
身じろぎするのも辛いと思うのだが。。。
廊下からの光が教室の窓に映る。
昔は電力も少なく、
照明も今ほど明るくなかっただろうから
窓からの光をふんだんに取り入れられるような
シンプルな建物の構造になってたのではないだろうか。
こちらは江戸後期から明治にかけての商家の
玄関近くの和室と土間。
陰影を生かした光の入り方がきれい。
文化と生活様式から生まれた“和”の光という感じだ。
旧府中の町役場の
廊下、町長室、二階会議室。
二階の窓ガラス、右下の一枚に歪みが見える。
当時のガラス製造技術によるものだろう。
オールドレンズと一緒で
昔の未熟だった技術から生み出されたものも
時代を経るといい味になる。
土間に設置された囲炉裏と鉄瓶。
光と陰がパキッと分かれて
印象的だったので撮ってみた。
園内手前は古い建物が多く展示されてますが
奥の方に進むと、
ひらけた公園になっています。
園内は梅園が広がっており、
梅の季節にはとても賑わうのですが
今はシーズンオフなので人はまばら。
のんびりした時間が流れます。
結構広い園内。
いきなり恐竜がいたのでパチリ。
府中で恐竜の化石が発掘された!
というわけではない。
お散歩の終わりは
焼きたてのお団子で締めくくりました。
次に来るときは梅満開の季節ですね。
◎使用カメラは LUMIX S5 + MINOLTA MC ROKKOR-PF 55mm/f1.7
LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6















