福島の旅、
二日目最後に立ち寄った観光スポットは
鶴ヶ城です。
城攻めは南西の方角から。
西出丸の一角が見えます。
緑が石垣を覆い、
堀の水面も緑を映す。
ふと、輝く鳥が飛び立つのが見えたので
あわてて撮ったらカワセミでした。
西出丸から本丸へ。
早速天守閣が見えてきました。
のぼり旗に描かれている武将は
蒲生氏郷ですね。
1590年に会津領主として入城し、
地名を若松に改め、
7層(当時)の天守閣を誇る鶴ヶ城を完成させました。
本丸の一角から天守閣をパチリ。
いかにも絵葉書で使えそうなありがち写真ですが。。。
戊辰戦争で大きく傷つき、
戦争後は新政府の命により取り壊されました。
天守閣が復元されたのは
昭和四十年になってからです。
天守閣側にある「武者走り」。
大手門の渡り櫓への移動に使われていました。
正面やや左にハート型の石垣が見えますね。
階段を登ることはできませんが
階段の上がどうなっているかは
天守閣の上から見ることができます。
いよいよ天守閣内へ入城。
入ってすぐが塩蔵になっています。
会津は海がないので塩は貴重品。
籠城の際の蓄えとして専用の蔵がありました。
ここから上の階はしばらく撮影禁止。
そして途中の層から撮影OKです。
会津城は、
1384年に蘆名家が東黒川館を建てたのが最初。
その後、伊達家を経て
蒲生家の代で鶴ヶ城を新たに築城。
さらに、上杉家、蒲生家を経て
加藤家の代で七層から五層に改築。
そして保科家、松平家と続きます。
会津若松というと、松平容保のイメージが強いですね。
五層からの眺め。
北東方向、写真の真ん中にポールが立っていますが
この先に飯盛山があります。
ズームしてみた。。。
ポールの先の手前の山が飯盛山。
飯盛山の麓、ちょうどポールと重なるあたりに
白虎隊のお墓があります。
白虎隊の隊士たちが自刃した地です。
城の南側には
「南走長屋(みなみはしりながや)」がのびており、
折れ曲がったところに「鉄門(くろがねもん)」、
その先には「干飯櫓(ほしいやぐら)」があります。
干飯櫓は食料の貯蔵庫、
南走長屋は鉄門に寄せる敵に対して
鉄砲や弓で迎撃する場所です。
時間の関係でこちらの中を見学できなかったのは残念。
気がつけば閉館時間。。。
ということで、一旦城を離れて
早めの夕食。
夜になると城がライトアップされるということなので
時間をあわせて再び訪れる頃に。
そして19時過ぎに再び帰城。
この日はとても夕焼けが綺麗だったのですが
夕景にはちょっと間に合わなかった。
ベストポジションを探すも
結構木が生い茂っていて難しい。
良さそうな場所はすでに他の人に先を越されていました。
こちらは東の城郭の上から撮った。
下に降りて全体を撮る。
結構蚊に刺された。。。
南走長屋から撮る。
鉄門の方にはライトが当たっていないので
フレーミングでカットする。
絞りF6.3で、
シャッタースピードは1/3〜1/4秒。
手持ちですがブレはしっかり抑えてます。
瓦紋の三つ巴がはっきり見えてる。
反対側(西側)にまわってもう一枚。
今もライトアップされているかはわかりませんが
紅葉の季節にはまたライトアップされるみたい。
このご時世なので時間短縮される可能性もあるので
観光サイトなどでご確認ください。
◎使用カメラは LUMIX G9Pro + LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.
LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.



















