梅雨時の某日、埼玉県春日部にある
「首都圏外郭放水路」を見学してきました。
「防災地下神殿」とも言われる有名な施設なので
映像や写真で見た方も結構いるかと思います。
交通機関利用で行くなら、
春日部駅からバスに乗り最寄りのバス停から徒歩、
または南桜井駅から徒歩のいずれかになりますが、
どちらのルートでも30分ぐらいは歩く事になります。
午前中とはいえ
梅雨時のじめっとした暑い中を歩くのはなかなか大変です。
タクシーを利用した方がいいと思います。
見学は、ネットから事前に予約。
見学コースも4コース用意されています。
お値段は¥1000〜4000、
1〜2時間ぐらいで楽しめます。
今回筆者は、「立坑探検コース」を見学。
10時からの予定なので、
30分前には受付をして、
まずは2階の展示室へ。
見学会は2階展示室の概要説明からスタートしますが、
まずは事前にざっと説明パネルなどを読んでおくとよいでしょう。
写真は外郭放水路の操作室。
モニターには地下の放水路の様子や
近くの江戸川の様子がリアルタイムで映っています。
ここは映画やドラマの撮影でも
よく使われています。
写真中央には埼玉県のマスコット
「コバトン」のぬいぐるみが置かれてますね。
10時になって見学会スタート。
まずは施設の概要説明から。
この辺りは利根川・江戸川・荒川といった大河川に囲まれ
土地が低いうえに勾配も緩いので
水が流れにくく洪水になりやすい土地らしい。
「首都圏外郭放水路」は、
倉松川などの地域河川から地下を水に流し込み全長6.3kmのトンネルを通して調圧水槽に送り
江戸川へ流す仕組みです。
今日見学するところは
地下神殿と言われる「調圧水槽」と
そこに隣接されている「第一立坑」です。
2階での解説が終わり1階に集合。
「首都圏外郭放水路」は
去年公開の映画のロケ場所にもなってる。
ここからは一旦外に出て移動。
調圧水槽の入口へと向かいます。
ちなみに先ほど解説を受けた建物の真ん中に
アーチ状の物体が見えますが
これは吐出ゲート弁といい、
江戸川からの逆流を防ぐための設備の一つです。
多目的広場の片隅にポツンとある、
ここが地下神殿(調圧水槽)へ
降りるための入口です。
ここから階段をテクテク降りて行くわけですが
階段途中での撮影は禁止。
ということで、、、、
いきなり下層に着いちゃいました。
途中の階段は濡れていたので
とても滑りやすくなってました。
落下防止のために撮影は禁止です。
入口付近は外気の暑さが残ってますが、
下へ下へと降りていると
あるところを境にして
突如ひんやりとします。
やがて眼下に広がる地下神殿が見えてきますが
お〜!、と驚きの声を上げてしまうほどの感動。
写真で伝えられないのが残念ですが。。。
というわけで、
もったいぶったところで次回へ続きます。。。
◎使用カメラは LUMIX S5 + LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6








