撮影日記〜モノクローム観音崎公園の砲台跡 | COTTA撮影日記

COTTA撮影日記

2014年10月、モノづくりブランド“COTTA”をスタートしました。
カメラと写真の楽しみを提案する撮影日記をはじめ、
製品情報をお伝え致します。

前回からの続き。

 

暑い中、やっと到着した観音崎公園。

 


散策路すぐのところに洞窟が。
観音崎の伝説として、
人々を苦しめる大蛇が住み着いていた場所、とのこと。
こういった伝説はだいたい全国共通ですね。

この辺りの地層はとても硬いようで、
薄い表土の部分から植物の根が飛び出し、
硬い地層をガッチリ掴んでいる様子をよく目にします。



フランス人技師ヴェルニーが設計した、観音崎灯台。
横浜・横須賀ではヴェルニーの名をよく聞きますね。

高さ19m、大きい灯台というわけでもない。
1868年に起工されていますが、
現在は1925年に建て替えられた3代目。

 

 

灯台から徒歩7分ほど、
第一砲台跡に着きました。

明治13年に起工された日本最古の砲台跡らしい。

広い扇型のステージのど真ん中に
連絡通路となるトンネルがあり、
左右のステージに大砲が設置されていました。

トンネルの下には弾薬庫があります。


 

 

天気がよく、木漏れ日がいい感じですが、

モノクロで撮ると陰影がくっきり出ますね。


石壁にはうっすら苔がついて
抹茶色になってます。



さらに徒歩10分ほどのところにある
第二砲台跡。

第一砲台とともに日本最古の砲台で、
6基ありましたが残っているのは3基。

年に数回開催されるガイドツアー時には
弾薬庫内も見学できるそうです。



公園内は自然豊かで起伏が激しいので
意外と足腰鍛えられます。。。

岩肌にこびりつく植物が
爬虫類の鱗みたい。
触ると結構固い。



自然豊かなので、
虫はもちろんトカゲとヘビもちょこちょこ見かけましたが
写真撮る間も無く逃げられます。
ハチにはご注意ください。。。



第二砲台跡から20分ほど歩くと
古びたトンネルが。。。
ワクワクしながらぬけると、



第三砲台に到着。

第一・第二砲台ではカノン砲が設置されていたのに対し、
こちらは榴弾砲が設置されていました。

砲弾を高く打ち上げ、
放物線を描き、敵艦の甲板を破壊する砲弾です。
高台になっているので、榴弾砲の設置に適していたと思われます。

この他にも砲台跡や保塁、トーチカなど、
多くの遺構が残されています。

年3〜4回ぐらいガイドツアーやっているようで、
観音崎公園のHPを確認して行ってみてはいかがでしょう。

 

 

◎使用カメラは LUMIX G9PRO、LUMIX GX7mark2

 LUMIX G VARIO 7-14mm / F4.0 ASPH.

 LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 ASPH.

 

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