初めて手にしたカメラが何だったか、
皆さんは覚えていますか?
私はおそらく、
小学生にあがったくらいの年だったと思います。
親に「シャッター押して」と渡されたカメラが
初めてでした。
それがminolta SR-T101。
それからずっと、私にとっては
カメラとはミノルタでした。
だから社会人になって、
初めて自分のお金で買ったカメラは
minolta α507si
ごつい筐体が手に合わず
悪戦苦闘しながら操作していたのが
すごく楽しかったですね。
そして、そんな父の代からある
minolta SR-T101 を紹介。

SRマウントのMC ROKKOR-PF 55mm f1.7

向かってレンズの右上が
レンズ取り外しレバー。
レンズ左側は上から順に、
ミラーアップレバー、
セルフタイマー、
プレビューレバー。

軍艦左が巻き上げレバー。
軍艦右のダイヤルがシャッタースピード兼
フィルム感度設定。
フィルム感度を設定することで、
内蔵の露出計が適正に作動します。

左のギザ丸部分が露出計用の電池ボックス。
専用の水銀電池はすでに生産中止。
現行品のボタン電池SR43も使えますが、
大きさと電圧が違うので、
細工が必要ですし、
電圧差による表示の差も読まないといけません。
専用の電池アダプターが某カメラ屋さんで発売されているので
それを使用したほうが良いでしょう。
電池ボックスの左下は、巻き取りボタン。
これを押しながら、巻き上げレバーでフィルムを巻き上げます。

巻き上げレバーを上に引っ張ると
裏蓋が開きます。パカッ!
フィルムの先端を右のグレー部分に挟み込んで
巻き上げると装填できます。

キズやらくもりやらホコリやら、
なんともひどい状態のレンズ。
このレンズではたして写真とれるのか?
次回は写真をアップしたいと思います。