'18~'24 XMAX (SG70J/SG42J)用フォグライトkit発売しました。
プロテック 営業部 ムランティーノです。
最近の原付2種スクーターのヘッドライトはLEDが標準になって来ましたが、
明るさに不満のユーザーの方からノーマルLEDヘッドライトを明るくしたいとの
要望・問い合わせが増えて来ました。
しかし残念ながらノーマルLEDヘッドライトはハロゲンバルブのヘッドライトの様に
バルブ交換の感覚でLEDを明るい物に交換する事は出来ませんので、
現時点では当社の明るいフォグライトを増設するのが最善の方法です。
今回はヤマハ '18~'24 XMAX ABS CZD250-A (SG70J/SG42J)のヘッドライトの光量に
不満のあるユーザー様より弊社のLEDフォグライト取付けのご依頼を頂いたので製品化いたしました。
2023年にモデルチェンジしたXMAX(8BK-SG70J)にも取り付け可能です。
先ずはフォグ取付けのビフォアーアフターをご覧ください。
こちらがノーマルLEDヘッドライトのロービームのみ点灯した状態です。
こちらはLoビーム点灯+プロテック製LEDフォグライトです。
違いは一目瞭然ですね!
照射範囲が広がってフロントタイヤの直近から歩行者のいる左端も明るく照らしています。
光軸が上の方を照らしている様に見えますが、フォグライトの取付け位置が
フロントホイール中心よりやや上なので対向車や前方走行車から見ても眩しくありません。
車両から2mほど離れたシャッターを照射した画像をご覧ください。
左がノーマルLEDヘッドライトで右がLEDフォグライトです。
これを見ても左右の照射範囲が広いのが分かりますね。
明るいだけではなく弊社のLEDフォグライトの機能には自動減光装置があります。
画像左が減光した状態、右がフルパワー点灯の状態です。
減光は2つのセンサーの働きで行われます。
1つはフォグライト本体に装備されたディマーセンサーです。
日中ディマーセンサーに太陽光が当たっている時は常に減光した状態になります。
※ディマーをキャンセルさせ日中でも常時フルパワー点灯させる事も可能です。(要取説確認)
もう1つはエンジン回転センサーによる減光です。
※こちらは別売りのオプションパーツNo.11605【RSE-01】エンジン回転センサー¥2,200(税込)が必要になります。
イグニッションコイルに接続されたRSE-01ユニットがエンジン回転を監視しており、
停車中に減光、走行を開始したらフルパワー点灯になります。
上の図は走行シュチュエーション別の減光・フルパワー点灯を説明した物です。
簡単に言うと日中は常に減光状態で、夜間は停車中は減光し走行中はフルパワー点灯します。
製品の特長的な説明は以上で実際の商品の紹介をします。
PARTS No.66004【FLT-Y03】
LEDフォグライトキット
適合車種:'18~'24 YAMAHA XMAX (8BK-SG70J / 2BK-SG42J)
※モデルチェンジをした'23以降のモデルにも適合します!
DC12V 28w (減光時5.6w) 6,000ケルビン
税込み価格 ¥19,800(本体価格¥18,000)
取付け位置は車体左側になります。
下の画像は’18~’22モデルです。
’23~モデルはフロントフェンダーが変更されましたのでこちらになります。
それでは取付け方法をご紹介します。
配線作業に必要な外装パーツの取り外しから説明します。
※~’22モデルと’23~モデルで共通する部分は~’22モデルの画像を使用します。
異なる部分は’23~モデルの画像でご説明します。
画像の赤丸のプラリベット2本を外します。
スクリーンを押さえている黒いカバーを外します。
画像の赤丸のボルト4本を外します。
ここまでは~’22モデル、’23~モデル同じです。
以降~’22モデル、’23~モデルで異なりますので別々に説明します。
~’22モデル
スクリーンをステーごと取り外します。
画像の赤丸で示したメーター横の左右ボルト2本を外します。
フロントパネルの下側を引っ張ります。
下側が浮き上がったら上側から樹脂ヘラなどで外して行きます。
フロントカバーの裏側です。赤で囲った部分にツメなど有りますので外す際の参考にしてください。
フロントカバーを取り外します。
~’23モデル
スクリーンをステーごと取り外します。
画像の赤丸で示しボルト2本を外します。
フロントパネルの下側を引っ張りながら取り外します。
フロントカバーの裏側です。赤で囲った部分にツメなど有りますので外す際の参考にしてください。
フロントカバーを取り外します。
ここからはLEDフォグライトの取り付けの説明になります。
車体左側フロントフェンダーの赤丸で囲ったボルトを外します。
~’22モデル
’23~モデル
ボルトを取り外したフロントフェンダーの穴にネジ山無しナットを下の画像の状態に挿入します。
下の画像が山無しナットです。
このネジ山が無いナットはスペーサーとして使用します。
~’22モデル
LEDフォグライト本体のネジ部にナット、スプリングワッシャー、平ワッシャー5枚を取付けます。
’23~モデル
LEDフォグライト本体のネジ部にナット、スプリングワッシャー、平ワッシャー3枚を取付けます。
取り外したフェンダーボルトの穴にフォグライト本体のボルトを回転させながら取り付けます。
目一杯締め込むとフォグが前方を向きませんので、少し下向きになる感じの所まで反対に回転させ戻します。
平ワッシャーとスプリングワッシャーを挟み込み事で固定用のナットにスパナが掛けられる様になります。
※注意! フォグライト本体側のナットは緩めないでください。
LEDフォグライトのコードはフロントフォークに沿う様に上に取り回しておきます。
~’22モデル
’23~モデル
付属のスイッチをハンドル周りに貼り付けます。
~’22モデル
’23~モデル
スイッチのコードはワイヤーハーネスなどに結束バンドで固定してハンドルカバー内に入れます。
スイッチの白コードと付属品ハーネスの赤コードのギボシを接続します。
接続した赤コードをヒューズBOXまで取り回します。
外装を外すのが面倒なので針金を使って引っ張り出すと簡単に出来ます。
配線の接続先はヒューズBOXハーネスとバッテリーマイナスターミナルです。
~’22モデル
’23~モデル
~’22モデル
ヒューズBOXは2個あるうちの上側を使用します。
画像の様にマイナスドライバーでヒューズBOXのロックのツメを押しながら手前に引き抜きます。
ヒューズボックス背面のコードの中に茶色が4本あります。
この茶色のコードのどれか1つから電源を取り出します。
スイッチと接続した赤コードのギボシが付いていない方を付属のエレクトロタップで
ヒューズBOXの茶色コードに接続します。
’23~モデル
画像の様にマイナスドライバーでヒューズBOXのロックのツメを押しながら手前に引き抜きます。
ヒューズボックス背面に茶色コードが3本あります。
この茶色のコードのどれか1つから電源を取り出します。
スイッチと接続した赤コードのギボシが付いていない方を付属のエレクトロタップで
ヒューズBOXの茶色コードに接続します。
LEDフォグライトから出ている4本のコード(赤、青、白、黄)と付属品の赤&青コードを接続します。
白コードを画像の様に青コードに接続するとディマーセンサーが無効化され点灯時は常にフルパワー発光します。
逆に白コードを接続しないとディマーセンサーが有効になり日中は常時減光状態に、夜間は常時フルパワーで発光します。
ギボシを接続したら防水の為に自己融着テープでテーピングします。
LEDフォグライトに接続した赤&青コードをバッテリー付近まで取り回します。
赤はスイッチから来ている赤同士接続し、青はバッテリーマイナスターミナルに接続します。
~’22モデル
’23~モデル
配線はスッキリとシンプルな構造です。
全ての配線がつながった事を確認したら、イグニッションONにして、LEDフォグのスイッチをONにすると点灯します。
動作の確認がOKなら外した外装を元に戻して作業完了です。
今回はX MAXへの取付けでしたが、ノーマルLEDヘッドライトの明るさに物足り無さを感じる
他車種のオーナーさんがいらっしゃいましたら適合調査の協力にご応募ください。
ご協力のお礼として何と!LEDフォグを無料で差し上げております。
対象の車種は125ccクラスのスクーターでノーマルヘッドライトがLEDの車種です。
250cc以上のスクーターは対象外になります。
条件は以下の通りです。
・月~金の営業時間内(AM9:00~PM17:00)の間にご来社可能な方。
・当社にて取付け未確認な車種(125cc~160ccのノーマルLEDヘッドライト)である事。
※車種によっては、未適合車種でも当社の判断でお断りする場合があります。
・1~2週間程度、車両を預けられる方。
・撮影した画像はHP、ブログ、フェイスブックに使用する事を許可頂ける方。
・取付け後はSNS(ブログやフェイスブックなど)でインプレッションをアップして頂ける方。
上記条件を満たしてご協力頂ける方はこちら からご応募ください。
ご応募前のお問い合わせもお気軽にご相談ください。℡044-870-5001