モンキー125専用マルチリフレクターLEDバルブヘッドライト発売開始です。
プロテック 営業部のムランティーノです。
'18~ モンキー/ABS専用【LEDバルブヘッドライトコンバージョンkit】遂に発売を開始致します!
※2021年11月現在、2022年モデル5速モンキー125(JB03)にも適合致します。
ノーマルLEDヘッドライトと交換するだけでモンキー125のヘッドライトがルーメン値で約3倍!
見た目の印象ではそれ以上の4~5倍の明るさにパワーアップしちゃう夢の様な製品です。
製品は取付けに必要なパーツが全て揃っています。
ヘッドライト本体、H4 LEDバルブキット、専用のハーネスなどなど・・・。
価格は¥29,800(税抜)です。これだけのセット内容なのに比較的お手軽な価格ですよね~。
ノーマルLEDヘッドライトとの比較です。
左:ノーマルLED(Hi/Lo同時点灯15.2w) 右:プロテック製LEDヘッドライト(Loビーム点灯30w)
ノーマルはHiとLoの同時点灯でもこの程度の明るさしか無いのに対して、
プロテックLEDは何倍もの明るさにパワーアップします。
点灯していない状態でのヘッドライトのデザインが分かる画像をご覧ください。
左:ノーマル 右:プロテックLEDです。
ノーマルヘッドライトは真ん中にLED基盤があるので違和感を感じる方多いんじゃないでしょうか?
プロテックヘッドライトは見慣れたマルチリフレクタータイプを採用してスッキリとした外観です。
LEDの色温度(ケルビン)は2種類を設定します。
左:6,000ケルビン 右:3,000ケルビン(ハロゲンバルブ色)
商品情報
No.64011-60【LBH-H21】 色温度6,000ケルビン JAN 4961421415865
No.64011-30【LBH-H22】 色温度3,000ケルビン JAN 4961421415872
価格はいずれも¥29,800(税抜)
2022年11月10日の価格改定で¥34,800(税抜)の新価格となっております。
それでは取付け方法をご紹介致します。
使用する工具は+ドライバー(No.2とNo.3)と六角レンチ5mmと10mm&12mmソケット、
ニッパー、プライヤー、ギボシを圧着する為の電工ペンチです。
後はパーツクリーナーとか結束バンドがあると良いと思います。
始めにノーマルヘッドライトの取り外しを行います。
赤丸のネジを外します。反対側にもあるので合計2本のネジを外します。
ヘッドライトに接続されている青丸のカプラーを外し、ヘッドライトレンズを外します。
ケース内の赤丸の六角頭のネジ1本を外します。
ヘッドライト左右の六角穴ネジを外します。反対側にもあるので合計2本のネジを外します。
ケース内のハーネスのカプラーを分割してケースを車体から取り外します。
分割したカプラーは元に戻しておきます。
これでノーマルヘッドライトの取り外しが完了しました。
配線の接続先は左スイッチBOX(ハイロー切替えやホーン、ウインカースイッチのある方)です。
画像の位置に黒い12Pの防水カプラーがあります。
この黒い12Pカプラーを分割します。
スイッチBOX側のメスカプラーのハーネスを覆っている黒いビニールカバーを
画像の様に割いて中のコードを出します。
この時にコードを傷つけない様に注意してください。
ハーネス内の白、黄色、白/黒の3本のコードをニッパーで切断します。
黒コードに付属のエレクトロタップで黒コード(メスギボシ付き)を取り付けます。
切断した白、黄色、白/黒のコードに付属のギボシを圧着します。
スイッチ側の黄色と白はメスギボシで、白/黒はオスギボシになります。
またカプラー側にもギボシを取付けておくとノーマルに戻す際に便利です。
※ギボシの圧着は必ず電工ペンチを使用してください。ラジオペンチなどを使うと正しく圧着できません。
また圧着不良は通電不良だけでなく発熱・発火の原因となり非常に危険です。
ちなみに下の画像はノーマルに戻す際の結線状態です。
当たり前ですが切断した双方を単純につなぎ合わせただけです。
付属のヘッドライト接続ハーネスを取付けます。
黄色と白は同じ色通しになりますので説明書見なくても簡単です。
エレクトロタップで取り付けた黒いコードは白/黒と接続します。
接続が全て完了したらハーネスをテーピングして、黒い12Pカプラーを元通りに接続します。
付属のヘッドライト接続ハーネスの青コードを、ノーマルLEDヘッドライトに接続されていた
黒い8P防水カプラーの青コードに付属のエレクトロタップで取付けます。
黒カプラーはどこにも接続しませんのでテーピングで塞いでおきましょう。
付属のヘッドライト接続ハーネスの緑コードを、ホーン取付けボルトと共締めして
ボディーアースへ接続します。
コントローラーユニットはガソリンタンク下のフレームに貼り付けて結束バンドで固定します。
この時にコントローラーから出ているコードの長い方をヘッドライト方向にします。
スイッチBOXハーネスなど接続したヘッドライト接続ハーネスをガソリンタンク下まで通して
コントローラーユニットの短い緑・黄・青の3Pカプラーと接続します。
もう一方の赤・白・橙の3Pカプラーはどこにも接続しません。
キットのヘッドライトをレンズ部とケースに分けて、ケースに取り付けられている
ネジやワッシャー、ナットを取り外します。
キットのヘッドライトケースを取付けます。
コントローラーユニットの長い方のコード2本をケース内に通します。
車両側ハーネスはケース内に全て納めます。
この時ハーネスがドーナツ状態になる様に真ん中に空間を作ってください。
ネジ類の組付け順ですが、M6x30ボルトに平ワッシャーを入れてヘッドライトステーの穴に入れます。
ヘッドライトステーとケースの間は、平ワッシャー、ゴムワッシャー、平ワッシャーが入ります。
ケース内側はM6フランジナットをM6x30ボルトに締め込みます。
後で光軸調整をしますので完全に締め込まずに80~90%位にしておきます。
ヘッドライトレンズ部に組付けられているLEDバルブと電動ファンのコードを
コントローラーユニットの長い方のコードと接続します。
LEDバルブは3P、ファンは2Pカプラーになっているので接続間違えはありませんよ~。
ちなみにこのライトにはポジション球が付いているのですが、
常時点灯のモンキー125ですのでソケットの配線はどこにも接続していません。
もしポジションランプを点灯させたい場合ですが、緑(-)はホーンボルトのアースの緑と接続し、
茶/白(+)はスイッチBOXハーネスのエレクトロタップ接続した黒コードに接続すればOKです。
ポジション球は一般的なT10バルブですのでLEDにも交換が可能です。
ヘッドライトレンズをケースに取り付けて完成です。
作業時間としては1時間程で完了しますので難しくないと思います。
ちなみにですが、今回の手順を真似して他社製のLEDバルブやヘッドライトを組み合わせて
安価に仕上げちゃおうと考えている方に注意します。
実はノーマルの回路ではハイビーム時にインジケーターの青ランプが点灯しますが、
当社のハーネスに似た接続をしてもハイビームインジケーターは点灯しません。
本製品では独自の制御方法にてハイビームインジケーターを点灯させる手法を取っています。
取付け完成した所で点灯チェックをしてみましょう。
当社のキットはキーONの状態でLEDバルブが点灯します。
ノーマルはエンジンを始動しないと点灯しません。
ノーマルと比べて明るさの違いに驚いてはいけませんよ~。
左:ノーマルLED(Hi/Lo同時点灯15.2w) 右:プロテック製LEDヘッドライト(Loビーム点灯30w)
3,000ケルビンの色はハロゲンバルブそのままですね。
6,000ケルビンと明るさに違いはありませんが視認性が良いとの理由から
こちらを選ぶユーザーさんが増えて来ています。
車検の無い125ccのモンキーですが、ヘッドライトテスターにて光軸調整を行ってみました。
最高光度は画面左下の324hcd(32,400カンデラ)です。
車検の合格基準値は150hcd(15,000カンデラ)ですので倍の数値で基準クリアーです。
今回のモンキー125専用キットの発売で、LEDバルブヘッドライトコンバージョンシリーズは
スーパーカブ、クロスカブ、カブPRO、CB1100RS/EXと車種バリエーションが増えて来ました。
今後はカワサキ Z900RS専用キットの開発をしたいのですが、
新車を買っての開発が困難ですので、このブログを読んでいるZ900RSにお乗りの方または、
知り合いにZ900RSを乗っているって方がいらっしゃいましたら、適合調査車両協力募集への
ご応募を頂けます様お願い致します。
謝礼として無償にて製品を装着した状態で車両をお返しさせて頂きます。
ご協力頂ける方はこちら からご応募ください。
ご応募前のお問い合わせもお気軽にご相談ください。℡044-870-5001 担当:村野