DIGITAL FUEL METER 【DG-323】アドレスV125G取付け | プロテックSTAFFブログ

DIGITAL FUEL METER 【DG-323】アドレスV125G取付け

プロテック デジタルフューエルメーター【DG-323】 取付け方法


スズキ アドレスV125G(K9) 編


プロテック営業部 村野です。

抜群の精度で話題沸騰中のプロテック製デジタルフューエルメーターの取付けを画像を多用してご紹介します。

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モデル車はこちらのアドレスV125G K9 【CF4EA】です。

K5~K7モデル【CF46A】、アドレスV125S【CF4MA】と共通ヶ所もありますのでご参考ください。


①フロントカウルを取り外します。


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上の画像の赤丸で示した部品がFiコントロールユニット【ECM】です。


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■画像をクリックすると拡大画像が表示されます。


接続先は【ECM】の16番 ディスチャージポンプ(-) 赤/白の線です。


※K5~K7モデルはECMが違いますのでご注意下さい。

 接続先は【ECM】の12番 ディスチャージポンプ(-) 白/青の線です。


②DG-323付属の接続ハーネスを取付けます。


接続ハーネスのコードは3本あります。


・赤:電源(+)       キーONで12v+が通電するところに接続

・青:マイナス        ボディーアースなどマイナスが通電するところに接続

・白:インジェクタ信号線  コンピュータ(ECU、ECM)またはインジェクタ本体へ接続


始めにインジェクタ信号線の接続をします。


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ワイヤーストリッパーでコードの被覆を剥きます。


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コードの中の芯線を出して、接続コードの白線を巻きつけます。


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ハンダ付けをするとより確実に結線できます。 絶縁の為テーピングを忘れずに!


次に電源線(12v+、-)の接続をします。


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アドレスV125Gの場合、12v(+)はホーンのオレンジ線からですと簡単に取り出せます。

エレクトロタップ(白)を使って接続ハーネスの赤線を結線します。


※付属のエレクトロタップ(赤)はコード(線)の太さが合いませんので使用不可!



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アドレスV125Gは、フロント周りでボディーアースを取る事が出来ませんでした。

ウインカーのマイナス線(黒/白)にエレクトロタップ(白)を使って接続ハーネスの青線を結線します。


※付属のエレクトロタップ(赤)はコード(線)の太さが合いませんので使用不可!


※画像は右ウインカーへ結線しましたが、左右どちらのウインカーでもOKです。


③DG-323本体を取付けます。


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ハンドル周りの見やすい位置にDG-323本体を両面テープで貼り付けます。


コードはヘッドライトカウルからフロントカウル内の接続ハーネスまで通し、接続ハーネスの3Pカプラへ接続します。



④動作確認


キーONでSETスイッチを1秒以上押します。


カウンターが【000】と表示されます。


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エンジンを始動させます。

インジェクタ信号が正しく入力されている場合は、一番右のドットが点滅します。


※エンジン始動してもドット点滅しない場合は、インジェクタ信号線(白線)の接続に間違いが無いか確認してください。


ドット点滅が始まったら約1分間ほどアイドリング状態でエンジンを掛けておきます。


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カウンターが上の画像の様に【001】と表示されたら正常です。



続いてセットアップ方法を紹介します。


⑤セットアップ



デジタルフューエルメーター【DG-323】は車両ごとにセットアップする必要があります。


これは、精度99.5%以上の動作を確保する為に必要なもので、

車両固有のガソリン消費データを実走行においてメモリーさせます。


※詳しい操作内容は製品の取扱説明書 をご覧下さい。


始めにガソリンを満タンにします。


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給油は同じ条件になるようにするのがポイントです。

セルフスタンドで油面を見ながら毎回一定したところまで給油すれば測定誤差が軽減します。



取説Step2の燃料消費データの収集


キーONでSETスイッチを1秒以上押します。 カウンターが【000】と表示されます。

エンジンを始動させると、一番右のドットが点滅します。


上記の動作確認後、実際に走行して燃料消費データを収集します。


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※エンジン始動してもドット点滅しない場合は、インジェクタ信号線(白線)の接続に間違いが無いか確認してください。


取説Step3の使用燃料の登録


ガソリンを満タンにします。 給油量を分かる様にしてください。


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今回は3.33L給油しました。

キーをONにして、RESETスイッチを3回押します。

【0.00】が表示されたらすぐに、RESETスイッチを長押しし、消費燃料の数値(今回は3.33L)を入力します。


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カウンター表示が3.33になったらRESETスイッチから指を離します。

表示が点滅して自動的に登録が完了します。


取説Step4の燃料タンク容量の登録


SETスイッチを3回押します。


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【0.00】が表示されたらすぐに、RESETスイッチを長押しし、タンク容量の数値(今回は6.00L)を入力します。


カウンター表示が6.00になったらRESETスイッチから指を離します。

表示が点滅して自動的に登録が完了します。


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以上でセットアップが完了しました。


この後はエンジンを始動して、RESETスイッチを1秒以上押せば燃料計が満タン表示になります。



走行をして燃料を消費すれば0.01L(10cc)単位で燃料消費が一目瞭然!



例として燃費40km/Lの場合、0.01L(10cc)での走行距離は400mです。

実際に400m走行した時、メーター表示は0.01L減ります。