【市況】東京株式(大引け)=1032円高と4日ぶり反発、一時2300円超高も急速に伸び悩む
5日の東京株式市場は歴代5位の下げ幅を記録した前日から一転、自律反発狙いの買いが優勢となった。日経平均株価の上げ幅は一時2300円を超えたものの、朝高後に急速に伸び悩んだ。
大引けの日経平均株価は前営業日比1032円52銭高の5万5278円06銭と4日ぶり反発。プライム市場の売買高概算は27億7746万株、売買代金概算は9兆686億円。値上がり銘柄数は1423、対して値下がり銘柄数は157、変わらずは15銘柄だった。
4日の米国市場ではイランの情報機関が停戦協議に向けて米中央情報局(CIA)に接触していたとの報道や、市場予想を上回る経済指標の発表があり、投資家のリスク許容度が改善。主要株価3指数はそろって上昇し、東京市場でも主力株に買い戻しが入った。石油関連株や金融株の上げが目立ち、日経平均は一時5万6000円台に乗せた。プライム市場の値上がり銘柄数は全体の89%に上った。一方、中国では全国人民代表大会(全人代)が開幕。今年の成長率の目標を4.5~5%とし、25年の「5%前後」から引き下げたことを背景に、外需関連株の一角への戻り売りを促した。クウェート沖でタンカーが爆発したと伝わるなど、中東情勢に対する警戒感が根強く残るなかで、アジア時間で米原油先物相場は上昇し、米株価指数先物に下押し圧力が掛かった。日経平均は後場に入り上げ幅を一時664円まで縮小するなど、荒い動きをみせた。
【市況】日経平均は大幅反発、押し目買い優勢も上値の重さ拭えず/相場概況
前日4日の米国株式市場は反発。トランプ政権の一律関税や中東情勢を睨み、寄り付き後、まちまち。その後、原油価格の安定や、プライベートクレジットへの懸念が緩和したため投資家心理が改善し、相場は上昇に転じた。民間のADP雇用統計やISM非製造業景況指数の強い結果も好感され、終日堅調に推移した。米株市場を横目に、3月5日の日経平均は4日ぶり反発して取引を開始した。朝方に大きく上げ幅を広げたが、買い一巡後は次第に上げ幅を縮小する動きも見せた。イランが米国に停戦交渉を打診したとの報道を受けて投資家心理がやや改善したほか、日経平均は昨日までの3日続落で4600円を超す下げとなったことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。ただ、依然としてイラン情勢の先行き不透明はぬぐえておらず、事態が長期化するとの懸念が根強いなか、買い一巡後はさえない値動きとなった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 4日ぶり反発、自律反発狙いの買いが優勢 (3月5日)
1.日経平均は4日ぶり反発、買い戻し優勢で一時2300円超高
2.米株価指数先物が下落し上値を圧迫
3.後場に一時664円高まで伸び悩む
4.米原油先物相場の上昇で緊張感
5.中国成長率目標引き下げ報道も重荷に
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは、前日比238ドル高と4日ぶりに反発した。中東情勢を巡る過度な懸念が後退し買いが優勢となった。
東京市場では、歴代5位の下げ幅を記録した前日から一転、自律反発狙いの買いが優勢となった。日経平均株価の上げ幅は一時2300円を超えたものの、朝高後に急速に伸び悩んだ。
4日の米国市場ではイランの情報機関が停戦協議に向けて米中央情報局(CIA)に接触していたとの報道や、市場予想を上回る経済指標の発表があり、投資家のリスク許容度が改善。主要株価3指数はそろって上昇し、東京市場でも主力株に買い戻しが入った。石油関連株や金融株の上げが目立ち、日経平均は一時5万6000円台に乗せた。プライム市場の値上がり銘柄数は全体の89%に上った。一方、中国では全国人民代表大会(全人代)が開幕。今年の成長率の目標を4.5~5%とし、25年の「5%前後」から引き下げたことを背景に、外需関連株の一角への戻り売りを促した。クウェート沖でタンカーが爆発したと伝わるなど、中東情勢に対する警戒感が根強く残るなかで、アジア時間で米原油先物相場は上昇し、米株価指数先物に下押し圧力が掛かった。日経平均は後場に入り上げ幅を一時664円まで縮小するなど、荒い動きをみせた。
日経平均 ・・・ 55,278.06円 1032.52円
TOPIX ・・・ 3,702.67円 69円
JPX日経400 ・・・ 33,525.85円 607.49円
グロース250 ・・・ 749.61円 36.41円
東証REIT指数 ・・・ 1,981.20円 29.84円
米ドル円 ・・・ 157.37円 0.31円
ユーロ/円 ・・・ 182.72円 0円
NYダウ ・・・ 48,739.41円 238.14円
NASDAQ ・・・ 22,807.48円 290.79円
上海総合 ・・・ 4,108.56円 26.09円
【出展:株探 Kabutan by MINKABU】