【市況】東京株式(大引け)=6日ぶり急反発、欧米対立懸念が後退し上げ幅一時1100円超
大引けの日経平均株価は前営業日比914円25銭高の5万3688円89銭と6日ぶりに急反発。プライム市場の売買高概算は24億1484万株、売買代金概算は7兆2139億円。値上がり銘柄数は1298、対して値下がり銘柄数は268、変わらずは35銘柄だった。
デンマーク自治領のグリーンランドを巡り、米国による領有に反対する欧州8カ国に対して関税を課す方針を表明していたトランプ米大統領は21日、一転して関税を見送る考えを明らかにした。これを受け、「TACO(トランプはいつも尻込みする、という英文の頭文字をとった造語)」トレードが再燃し、前日の米株式市場で主要3指数はそろって1%を超す上昇。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は最高値を更新した。東京市場では21日の引け後に決算発表を行ったディスコ<6146>が、26年3月期が増益・増配となる見通しを示し、同社株がストップ高を演じたことも相まって、半導体関連への物色意欲が強まり、日経平均の押し上げに寄与した。更に、財政悪化の警戒から急上昇していた国内の長期金利が低下を続けたことも、主力株に対する買い安心感をもたらした。
【市況】日経平均は大幅反発、欧米の地政学リスクの後退が波及/相場概況
21日の米国株式市場は大幅反発。トランプ大統領が世界経済フォーラム(WEF)年次総会での演説で、グリーンランド取得で武力行使を除外すると発言し、寄り付き後、上昇。大統領のタカ派的態度の軟化で安心感から終日買戻しが継続した。終盤にかけ、トランプ大統領がソーシャルメディア投稿で、グリーンランド取得を巡り将来のディ―ルに向けた骨組みで北大西洋条約機構(NATO)と合意に達し、対欧州の追加関税計画を撤回する方針を示したため、買い戻しに一段と拍車がかかり上げ幅を拡大し、終了。セクター別では自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が上昇した一方、不動産管理・開発が下落した。米株式市場の動向を横目に、22日の日経平均は反発して取引を開始した。米国株式市場の上昇の流れを引き継ぎ、寄付き直後は買戻しが優勢となり、半導体関連や輸出関連を中心に上昇基調で推移した。為替市場ではドル円が158円台前半で推移しており、弱い円が輸出株の支援材料となったとの受け止めもあった。需給面では前日の米株反発を受けた買いが先行し、終日を通じて買い優勢の展開となった。特段の経済指標の発表はなく、地政学リスクの後退を背景に投資家のリスク許容度が改善したとの見方が広がった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 6日ぶり反発、米欧対立懸念の後退で買い優勢 (1月22日)
1.日経平均は6日ぶり反発、上げ幅は一時1100円超
2.「グリーンランド関税」撤回でTACOトレード
3.米SOX最高値で半導体株選好
4.金利上昇一服も安心材料に
5.前日決算発表のディスコがストップ高
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比588ドル高と3日ぶりに反発した。トランプ大統領が反発する欧州への追加関税を撤回したことが好感された。
東京市場では、欧米の対立懸念が和らぐなかで主力株に買い戻しが入り、日経平均株価は一時1100円を超す上昇となった。
デンマーク自治領のグリーンランドを巡り、米国による領有に反対する欧州8ヵ国に対して関税を課す方針を表明していたトランプ米大統領は21日、一転して関税を見送る考えを明らかにした。これを受け、「TACO(トランプはいつも尻込みする、という英文の頭文字をとった造語)」トレードが再燃し、前日の米株式市場で主要3指数はそろって1%を超す上昇。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は最高値を更新した。東京市場では21日の引け後に決算発表を行ったディスコ<6146>が、26年3月期が増益・増配となる見通しを示し、同社株がストップ高を演じたことも相まって、半導体関連への物色意欲が強まり、日経平均の押し上げに寄与した。更に、財政悪化の警戒から急上昇していた国内の長期金利が低下を続けたことも、主力株に対する買い安心感をもたらした。
日経平均 ・・・ 53,688.89円 914.25円
TOPIX ・・・ 3,616.38円 26.68円
JPX日経400 ・・・ 32,592.41円 262.93円
グロース250 ・・・ 715.87円 -4.93円
東証REIT指数 ・・・ 2,000.49円 -1.02円
米ドル円 ・・・ 158.62円 0.3円
ユーロ/円 ・・・ 185.68円 0.68円
NYダウ ・・・ 49,077.23円 588.64円
NASDAQ ・・・ 23,224.82円 270.5円
上海総合 ・・・ 4,122.57円 5.63円
【出展:株探 Kabutan by MINKABU】