豊洲新市場問題: 青果棟の空気中のベンゼン値を調べたら、WHOのガイドラインよりも上だった! | KNのブログ

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豊洲新市場問題: 青果棟の空気中のベンゼン値を調べたら、WHOのガイドラインよりも上だった!


きょうのミヤネ屋のテレビ放送で、きのう青果棟の地下空間に入った
共産党都議団の1人が、明かしてくれました。

青果棟の空気中のベンゼン値を調べたら、WHOのガイドラインよりも上だった!
ので、地下(の調査)にこだわったのだと。


これは、重要な事実です!
既に、ベンゼンが青果棟の室内に上がってきてて、
WHOのガイドラインよりも上だったのです!
   1.9μg/立方メートル > WHOのガイドラインは1.7μg


「盛り土」の下は、浄化されてない、汚染された土がほぼそのまま? 残ってる
豊洲地区。 ここは埋め立て地なので地下水位も高く、海抜0m前後らしい。
   ・「元々の、東京ガス豊洲工場跡地の現在の海抜は6.5m」らしい。
   ・「±2mもある潮位の影響を受け、地下水は上昇下降する」らしい。
   ・ということは、通常の地下水面は、地下空間の下面の約2m下にあると
    いうことになる。4.5mの盛り土をしたら、汚染物がほとんど上がってこないと
    都は言ってるが、盛り土がされてないし、そもそも4.5mの盛り土という
    のは、地下水面が盛り土よりもかなり下にある場合が前提のものだろう?!

『深いところに汚染土壌が残る限り、地下水を基準以下にすることは困難です。
これは地下水汚染やっている人の常識』らしい。

この対策として、都は「地下水管理システム」なるものを地中にめぐらし、
地下水位を下げ、もし地下水が汚染されてたらそれを浄化したうえで排出する
システムを設置しているが、それは果たしてうまく機能するのだろうか?
泥縄になってないか? 通常の地下水面が地下空間の下面の約2m下にある
場合に、ちゃんと機能するのだろうか? もし数時間停電になったら、汚染された
水が上がってくると思うが、しみ込んだ土壌のその後は大丈夫なのだろうか?
   ・「地下水管理システム」は、海水面+2m程度で管理することになってるが、
    それだと現在の構造物の地下空間の下面の約2m下にあたる。
    そんなに高い位置で大丈夫か?
   ・現に、7街区水産卸売場棟の地下には地下水? がたまってて、それが
    地下水なら、「地下水管理システム」がそのあたりでは稼働しているにも
    かかわらず、効果が無いことになる。 ※全域では稼働してないみたいだ
   ・「地下水管理システム」って、今後ずっと稼働させていくもので、
    年間30億円もかかるらしい。 そんなにランニングコストがかかるものが
    必須なのに、豊洲の跡地を使わないといけないのか? 50年で1500億円
    以上だ。 50年以上は使うつもりだよね?



追記。
豊洲新市場整備をめぐる重大な問題点と徹底検証のための提言_2016-09-12
   from 日本共産党東京都議会議員団
   http://www.jcptogidan.gr.jp/wp-content/uploads/2016/09/2cea96d667ae50ef00612a3aedda692e.pdf
使い勝手の大きな問題点については、具体的に上がってませんが、
その他については具体的に大きな問題点を追求してます。 必見です。


追記2。
これの関連ページも見ると、イシハラ都政時代から、データ隠しや大ウソ、偽装
がまかり通ってたみたいだね。
「今日の都からの「安全宣言」と幕引きは許さない:朝日の記事「豊洲新市場予定地
 の盛り土も汚染」の意味」
    from Like a rolling bean (new) 出来事録 さん  2010-07-22
    http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10597354494.html

イシハラ都政時代から、こりゃひどいよ!