「五軍の戦」の敵二軍は、原作ではゴブリンとオオカミ、映画ではドル・グルドゥア軍とグンダバド軍? | KNのブログ

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「五軍の戦」の敵二軍は、原作ではゴブリンとオオカミと明記、映画ではドル・グルドゥア軍とグンダバド軍?


「ホビット」3部作の最終章「決戦のゆくえ」の劇場版を見た。


見たかったのは、ドル・グルデュアから死人占い師(サウロン)を追い出すシーンと、
「五軍の戦」(「指輪物語」以後になって「五軍の合戦」の文言に?)のシーン。


「ホビットの冒険」つまり原作(日本語訳;瀬田貞二さん)では、次のように明記:
   エルフ軍、人間軍、ドワーフ軍; ゴブリン軍、荒々しいオオカミ軍

一方、映画の方では、演出のためかワーグ(オオカミ)を種族というか一軍とせず
ドル・グルドゥア軍とグンダバド軍を敵側の二軍としているみたいだ。
   ※原作ではドル・グルドゥアからの軍勢はなくて、グンダバドからの軍勢のみ。
    そして、それが二手に分かれてて、あとから(北側から?)山をくだってきた。
   ※まあ、原作ではもう死んでたアゾグをドル・グルドゥアからの軍勢の隊長に
     してるから、敵側は種族で数えるよりも軍勢が2つという感じなんだろうな。


残念な所。
「五軍の戦」で、後から来たグンダバド軍により敗色濃厚だったのが、
鷲たちの参戦とそれよりも凄かったらしいのが『ビヨルンの参戦』で、・・・原作では
それで形勢が逆転したあたり。 ビヨルンは、人間の姿で鷲の背中に乗っていて、
戦場に降下中にでっかい熊に変身するのだが、その後の活躍を数秒しか
見せてくれなかったのだ。 この辺の所は、エクステンデッド版で追加してもうける
魂胆なのだろうか?

今現在、WOWOWで「LOTR 二つの塔」をやってる(劇場版)。
第一章の「LOTR 旅の仲間」をところどころ座って見てたけど、
けっこう丁寧な作りで、すっ飛ばしてる部分も多いが、ちゃんと話がつながってて、
良くできてる作品だね。 (自分は、もっと原作通りに作って欲しかったけど・・・)
これは、原作がいいんだな!


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22:27 追記。
「LOTR 王の帰還」(劇場版)を、以前録画した「LOTR 王の帰還」(SEE版)と
テレビ上での画面サイズ見比べてみた。 以前の録画では、4:3出力からの
録画を(当時まだ知識不足で)してて、それの再生が少しタテみじか に見えた
からだ。 なお、4:3出力からの録画版の再生は、「ズーム」が一番近かった。

測定結果:
   ・「LOTR 王の帰還」(劇場版) タテが255ミリ ・・・字幕が、2行時にかぶる
   ・「LOTR 王の帰還」(SEE版) タテが252ミリ  ・・・字幕が、映像とかぶる
タテの差が3ミリ程度なので、実用上は問題無さそうだ。 (ちょっと安心した!)
特に、タテヨコが切れているような感じでは無かった。
   ・黒門の前で、「裁きの下らんことを!」と言った後に当然サウロンの口が
    出てきてやりとりがあると思ってたけど、SEE版でしか収録してないんだね。
    49分シーンが多いSEE版は貴重だね。