2.5ミリ厚のフライパンと、4ミリ厚のフライパンで160度になるまでの時間測定したら、意外な結果 | KNのブログ

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2.5ミリ厚のフライパンと、4ミリ厚のフライパンで、160度になるまでの時間を測定したら、意外な結果に!


測定条件、測定の要領:
   ・26cmのフライパンに、100ccの水を入れて、強火バーナー側で点火した
    初期状態の火力(=強火)を維持し、ガスコンロのセンサー機能で160度
    になるまでの時間(=ピピッ、ピピツ と言う)を測定する。


使用した26cmフライパンは、
   ①2.5ミリ厚、 表面加工はテフロンプラチナ相当(=フジマルプレミア)
   ②4ミリ厚、   表面加工はテフロンプラチナ以上
を使用した。


測定結果1=全体が大きめのアワアワ状態に沸騰するまでの時間:
   ①2.5ミリ厚 1分20秒
   ②4ミリ厚   1分30秒くらい


測定結果2=ガスコンロのセンサー機能で160度に到達するまでの時間:
   ①2.5ミリ厚 4分15秒  ・・・沸騰してから、2分55秒
   ②4ミリ厚   4分43秒  ・・・沸騰してから、3分13秒
このとき、底に残ってた沸騰中のお湯の量は、どちらも大さじ2杯くらいだった!
   ・不思議と、②の方が、鍋底の中心部の泡がかなり小さかったよ。 ??
    厚みのある方が、熱が均一に伝わるのではなかったのか?


全体が沸騰するまでの時間の差は、②が①の13%増しくらい。
沸騰してから160度になるまでの時間の差は、②が①の10%増しくらい。

思ったほど、差がなかったのが意外!

ということは、いったん熱くなってしまえば、食材が接するフライパンの内側に
伝わっている熱量は、「10%程度の違いしかない!」ということ。

ということは、フライパンの内側の「くっつきにくくするフッ素樹脂加工」の状態
の方が、食材が加熱される具合・程度が大きく影響を受けるということ?

これまでの調理結果の実績からは、①と②で調理結果の状態が大きく違う
ので、「表面加工がかなり近いだろうと思われる」のと、大きく矛盾する!
   ・例1: ②で炒めものを作ると、水分が出過ぎてかベチャッとする。
   ・例2: ②で焼きそばを作ると、少しゆでたような感じはあるが鉄板で
        「蒸し焼き」にしたような感じが多く出てうまい。

これまでの、②の火加減+加熱時間 が適正でなかったのが原因だろうか?
②の火加減or加熱時間 を10%増しくらいでやったら、①とほぼ同じにできる?


同じアルミ製なので、 ・・・厳密に言うと、①は板から、②は鋳造したもの の違い
厚みと表面加工の状態 しか違わないんだけど、
次はぜひ「②の火加減or加熱時間 を10%増しくらいで」やってみたい!
   ※単純に、各々に比例するような感じでなく、厚みが違えば表面加工の
     状態の影響の程度が「かなり違う」ような気がする。
     でも、それをやることで、その辺(=非線形?)がはっきりするはずだ!
   ※②でも、フツーの料理をおいしくできるようにしたいのだ!