ナダルに決勝で負けたアルマグロと決勝で勝ったジョコビッチの差は?
バルセロナ大会(ATP500)決勝 アルマグロ[4]対ナダル[2] 46、36
モンテカルロ大会(ATP1000)決勝 ジョコビッチ[1]対ナダル[3] 62、76(1)
アルマグロもいいボールを打ってたが、
強打したボールが白帯に当たって高く・甘くはずんでナダルに逆襲されて決め
られる不運が多く、
ウィナー級のボールを打ったけどナダルがかろうじて返したボールを、
強打してネットorアウトしてポイントを落とすことが多かった。
その象徴的な奴は、第2セットだったかな? セットの終盤で30-0とリードしてた
けど、次のポイントを、ナダルが前に出ているところを高々といいロブで抜き、
ナダルがそれを股抜きショットで深くライン際にうまいこと返したのを、
決めにいって決めそこなった=エラーになった あのポイントだった。
そこからもう一本ナダルに連続して取られ、このアルマグロのサービスゲームを
ナダルにブレイクされたのだ! それにも白帯に当たるコードボールが関係してた
ように思う。
ナダルに決勝で負けたアルマグロと決勝で勝ったジョコビッチの差は、
長いラリーになったときの、ボールの深さ・精度と安定性かな?
ボールの威力は、アルマグロもかなりあったし、バックハンドの強打もかなり
効いてたので、威力面ではそんなに大きな差はないだろう。
しかし、きのうのアルマグロは、あと一本、「あと一本」が取れなかったのだ!
これって、決定力なのかな? 確かに、決定力ではジョコの方が上だ。
今後の大会スケジュールでは、
5/5(日)~ マドリッド大会(ATP1000)
5/12(日)~ ローマ大会(ATP1000)
5/26(日)~ 全仏(グランドスラム)
と赤土の大会が続く。
(ATP250の小さい大会は今週や5/19の週にもあるが、省略した)
赤土のナダルを止めるのは、ジョコビッチでないと無理なのか?
2番手の候補がなかなか見つからない。