久しぶりにシャスールで炊飯したら、蓋が高温で蒸気逃がし度低めの出来になった | KNのブログ

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久しぶりにシャスールで炊飯したら、蓋が高温で蒸気逃がし度低めの出来になった


だいぶん暖かくなってきたので、 ・・・春分は先週過ぎた!
シャスールでもちゃんとご飯が炊けるかな?と思い、
久しぶりにシャスールでご飯を炊いてみました。


そしたら、ご飯が熱く、新しい米を炊いたような感じだけど、ご飯粒の味があまり
しない、という結果になった。

これは、これまで釜炊き三昧でいろいろテストしてきたが、その中でも
   ・ストウブ風のアルミ蓋に、さらにアルミ板を追加、その上は断熱材
の場合と同じような味だ。

なるほど、鋳物ホーロー鍋のシャスールは、蓋が高温でそこからの反射熱や放射熱
で「蓋からの熱が熱い」のだ!
それに加えて、蒸気もれが少なめで、鍋の内部にけっこう圧力がかかっているのだと思う。


釜炊き三昧で、蓋の構造を変えたり、材質を変えたり、重さを変えたりしてやってきた
ので、そのように推定できる。 ちなみに、こんなことをやった。

①蓋の構造を替える
    ・オリジナルの、蓋のフチが直角に下の方に曲がった蓋で
    ・昔ながらの木蓋で、 あるいは、木蓋の下にアルミ板を敷いてフラットな
     蓋にして
    ・ストウブの蓋風の、アルミ蓋で ・・・鍋の内側で、下方に出っ張りある奴
②材質を替える
    ・オリジナルのステンレス蓋
    ・ストウブ風のアルミ蓋
        =以後、Aの記号で表わす
    ・ストウブ風のアルミ蓋の上に、アルミ板を追加、さらにその上にステンレス板
        =以後、Bの記号で表わす
    ・ストウブ風のアルミ蓋の上に、アルミ板を追加
        =以後、Cの記号で表わす
③蓋の重さを変える
    ・オリジナルのステンレス蓋で、そのまま 590g
    ・オリジナルのステンレス蓋に、200g位の重しを追加 790g
    ・ストウブ風のアルミ蓋で、重しを追加。 760g、 616g、 694g で
    ・Bで、重しを追加。 708g、 856g(←760g位の意図だったが、計算間違い)
    ・Cで、重しを追加。 690gくらい前後で (他にもやったが、記録なし)
    ・木蓋そのままで  735g

結論から言うと、炊きあがったご飯のおいしさは
  ストウブ風のアルミ蓋 ≧ オリジナルの蓋 > 木蓋、 B > C
  B: ご飯粒の味が強く感じるんだけど、なんか「つかみどころの無い味」の傾向。
  C: ややホカホカ、ご飯粒の味はあまりしなくてなにか「つかみどころの無い味」。
     新しい米という感じはするけど、うまみが少なくあまりおいしくないのだ。

蓋の蒸気逃がし度は、こんな感じだと思う。(特徴的なイメージ):
   木蓋 > ストウブ風のアルミ蓋 > オリジナルのステンレス蓋(下に曲がる)

蓋からご飯に加えられる熱の大きさの順番では、こんな感じだと思う:
   C > B > ストウブ風のアルミ蓋 > オリジナルのステンレス蓋 >> 木蓋
   (KNの考察)
        ・Cは熱すぎてだめなのだと思う
        ・C > B だと思うが、これが意外だった。アルミ板から
         ステンレス板に熱が移って、熱がアルミに戻ってこないのかな?
        ・Cの約半分強の重さのAが一番適度に熱そうな印象だ
        ・ステンレスは、あまり熱を放射しないのか? よく分からない。

きょう、シャスールで普通に炊いた結果の味は、
Cとよく似ていたのだ。

ちなみに、18cmストウブで、Bの蓋で(756g)炊いてみたら、
何かのっぺりした味で、妙な味になってしまい、全然おいしく無かった!
ご飯をおひつに移した後、放置して置いた鍋と蓋をさわってみたら、
フタの方が熱かった! (鍋はけっこうさめてた!)
ということは、鋳物ホーロー鍋は、フタからの熱はけっこうある方だが、それよりも
圧がかかるので、それにより(フタの熱以上に)より加熱されるということなのだろうか?

ストウブやシャスールで、もっとおいしいご飯を炊きたい!