ごはんを炊き比べていて、気になったのが、
シャスールの蓋と、穴あきの蓋で、蒸気の逃がし度はどれだけ違うのか?
ということ。
実際に測定してみました!
水を600cc入れて、沸騰させ、同じ時間だけ経過後に、残った水の量を計った。
沸騰までの時間がほぼ同じになるような火加減で比べたので、誤差はかなり
少ないだろうと考えている。(希望的推測だが、10g以内かな?)
・初回にやった沸騰まで8分20秒を基準にし、
・沸騰時点から8分12秒後で消火して比較した
・沸騰の時点を正確に見極めるために、沸騰まではガラス蓋を使った
・熱いので、鍋敷きが必要になり、1キロを超えたので、100cc~200ccを
耐熱ガラス計量カップに移して2つの重さを測定した
①シャスールの蓋の場合:
残量は500g ・・・100gが逃げた
②穴あきの蓋の場合: ←←こいつは、「蒸気の逃がし度」は少ない方だと思う
残量は463g ・・・137gが逃げた [①の37%増し]
③穴あきの蓋の場合(+162gの重しをかぶせたケース):
残量は469g ・・・131gが逃げた [①の31%増し]
ちょっと重しを乗せたくらいでは、たいして蒸気の逃がし度は
減りませんでした。 [フタはブクブクの振幅が小さくなった感じだけど]
天井に穴があいていることの影響がかなり大きいのではないか?
シャスールやストウブのフタと同じような「蒸気の逃がし方」の形をした
ガラス蓋があり、そこそこの重さがあるので、
そいつならシャスールのフタに近い「蒸気の逃がし度」ではないかと思って、
ちょっと調べている。サイズ的には、使えるということは分かっている。
何をしようとしているかというと、
蒸気の逃がし度に応じて、その調理に使うフタを替えようという目論見だ。
炊飯時) 上記の①と②の間くらいがいいのでは?