全豪2回戦、エブデン対錦織。
タイトルの最後に、(笑)と書いたから、最後にどちらが笑ったか分かるだろう。
36、16、64、61、61 で錦織の勝利。 試合時間は3時間1分。
エブデンは、事前の分析通り、強かった!
サーブ良し、ストローク良し、そしてフットワークも良かった!
そんな相手に力で対抗しようとしてか、錦織は動きもフットワークも固くなってて、
打ち急いで強打で追い込みにいったり、力んだようなショットが多く、
ボールが少しアウトしたりして無駄なアンフォーストエラーが多かった。
それほど、エブデンの出来は良かったのだ!
それに転機が訪れたのは、第3セット。
ボールのペースを落として、ラリーをしたのが正解だったようだ。
エラーはかなり減ってきたが、すぐに効果は出てこない。
第1ゲームでブレイクしたが、第4ゲームでブレイクバックされて、イーブンに
なったのだ。
しかし、この第3セットの中盤あたりから、エブデンにエラーやアウトが出始め、
錦織の力も抜けてきて冷静さを取り戻す。
本来の自分を取り戻した錦織は、そこから集中を切らすことがほとんど無かった!
相手も、最初に飛ばしすぎたのか、体力が残っていなかったのか分からないが、
ネットやアウトが多くなって、錦織が少し楽な展開になった。しかし、61、61の
スコアほど、楽勝だった訳ではない。第4セットでは、錦織の流れだったけど、
ゆるむとすぐに逆転されるかもしれない微妙な感じだったのだ。
よくやったぞ、錦織!!
次からは、1セット、2セット目みたいなことにならないように、何か対策を
考えといてくれ。
次の3回戦の相手は、第12シードのシモンをファイナルセット・約4時間10分の試合で破ったベネトーだ。
頑張れ、錦織圭!!