錦織がジョコビッチに微妙な勝利、決勝では元気なうちのフェデラーから多くを吸収してくれ | KNのブログ

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バーゼル大会の準決勝、ジョコビッチ対錦織。
1セット目はさすがジョコビッチという感じで、明らかにジョコビッチの方が上でした。
しかし、2セット目の中盤あたりから、ジョコビッチのボールにだいぶん対応できるようになってきて、深いボールを打てるようになってきました。
そして、第2セットはタイブレイクに突入。そしてタイブレイクを取りきった!
KNは、ここまでのプレーを出来た錦織に、ジョコビッチの深くて伸びのある
ボールに対応出来るようになった錦織に、満足してます。
なぜなら、ジョコビッチは第1セットの52の直後、トレーナーを呼んで、
そのままメディカル・タイムアウトをとって右肩の治療をしていたからです。
万全の状態でない、右肩の故障の不安があるジョコビッチに勝っても、
手放しでは喜べません! ましてや、「No.1に勝った!」と喜べるようなもの
ではありません。 相手はケガをしていたのですから!


ジョコビッチのケガの程度は、その後のインタビューで
   Djokovic did not commit to playing at the Paris Masters, which starts
  Monday, though he would have a first-round bye.

   “With this condition of the shoulder, I don’t think I will be able to practice
  in the next couple of days. It’s pretty bad,” he said.
と言っているから、「かなり悪い」「相当悪い」のだと思う。
「pretty bad」の意味がはっきりしないが、KNの(あまり自信のない)英語力では
「かなり悪い」という意味だと思うのだ。
   それゆえ、その後のサーブでは、ジョコビッチはスピードを落として
   回転系のサーブを入れていた。

だから、ジョコビッチのストロークにほぼ対応できるようになったことは大きな
収穫だが、試合に勝ったことは、微妙な勝利なのだ! (相手の体調が良くなかった状態だからね)
錦織がジョコビッチを破ったニュースが流されているが、ジョコビッチのケガの
ことに触れているニュースは超少なかったので、あえて言及しておきたい。


前置きが長くなってしまった。 さて、本題。
当記事のタイトルに入れておいたが、本大会でも調子がいい、
元気なうちのフェデラー(彼はもう30歳! いつ調子が落ちるか分からないのだ)
と錦織が対戦出来ることは、思いがけずやってきた、うれしいプレゼントだ。
元気なうちのフェデラーと思いっきりやって、多くを吸収して欲しい!
KNは、フェデラーに勝利するよりも、多くを吸収することの方が大事だと思うのだ。
来年になると、フェデラーが元気である保証は無いから、きょうの決勝は
おもいっきりやって欲しいと思う。 

頑張れ、錦織圭!!