メモを取りながらやったので、6時間弱もかかってしまった!
しかも、最後にはちょっとした「オチ」がついて、少し苦い思いをしたが
結果的には楽しかった! ・・・ (笑)
その「オチ」を楽しみたい方は最後まで読んでください!
1.PCに付いてきた、オリジナルのHDDを取り外し、新しいSATA2-HDDに
入れ替えて、「Windows XP 2002導入」の準備
(1)PCのカバーを開け、DVD-RAMのIDE信号ケーブル、電源ケーブルを
とりはずす
・作業のためには、ハサミと結束バンドがいることが判明。用意。
(2)最初に、上側のSATA2-HDD1をとりはずす
(3)次に、下側の=奥のSATA2-HDD2をとりはずす。作業スペースが狭い
ので、SATA電源ケーブルとSATA信号ケーブルを取り外すのに
ちょっと苦労した。
(4)オリジナルのSATA2-HDD2をカートリッジから取り外して、あたらしい
HDDをカートリッジにセット。4個のねじは、ハズしてからまたねじ込む。
(5)下側のHDDをカチッとセットしてから、SATA電源ケーブルとSATA信号
ケーブルを接続。
(6)DVD-RAMのIDE信号ケーブル、電源ケーブルを接続して元に戻す
このとき、下側のHDDがdisk0、上側がDISK1になるものとばかり思っていた!
(1台しかない場合には、当然disk0しか発生しないが・・・)
こんな調子で書いていたら、超長くなってしまうので、少し簡略化して書く。
2.Windows XP 2002導入
(1)CD-ROMを入れてPCの電源を入れる
(2)パーティションサイズの指定
HDD自体は320GBなのだが、XP-2002の初期バージョンでは、
ディスク領域全体の認識が131070MB、未使用の領域が131069MB
と出る。XP-2002の初期では128GB制限がまだあるのかもしれない。
ディスク全部で無く、先頭の20GBだけを先頭パーティションにしたい
ので、「C」を指定してから、20480KBを入力。
しかし、20481KBの数字で作成される。これはこれでよいのかも。
(3)パーティションをフォーマットして、ファイルのコピー~インストール
「Windowsインストール フォルダ」にファイルをコピーしに行った後、
CD-ROMが入ったままで再起動がされて正常に進んでいる。
この辺は、SP3の時の動きと違う点だ。(本に書いてある通りなのだが)
(4)「地域と言語のオプション」の設定画面、利用者名・コンピュータ名・
アドミニストレータのパスワード の入力要求 などの後に、
「21.ネットワークの設定」、「22.ワークグループまたはドメイン名」の
設定画面が出てくると本には書いてあるが、今回は出てこなかった!
(5)自動的に再起動された。CD-ROMが入ったままでも、問題なく進んで
いる。
(6)青色の、「Microsoft Windows へようこそ」の画面になる
・このコンピュータを使うユーザーの設定画面が出てくるので、
USER1 と入力した。(=私のスタイル)
(7)XPが立ち上がった!
(8)しかし、ネットワークの設定をしようとしても、全く設定出来ない!
たぶん、オンボード上のLANアダプタが(OSに比べてH/Wが新しすぎて)
認識されていないのだろうと考えて
(9)デバイスマネージャの状態を確認
全く認識されていないもの=「その他のデバイス」 にこれだけあった
・SMバスコントローラ (KN:PCIバス用みたいだ)
・イーサネットコントローラ
・ビデオコントローラ (VGA互換)
・マルチメディア オーディオ コントローラ
・ユニバーサル シリアル バス (USB) コントローラ
(10)PCに付属して来た、「ドライバCD」の内容を全部Cドライブにコピー
し、それらしきフォルダを指定してドライバをインストール
(11)ローカルエリア接続、インターネットにも接続された。(確か自動的に)
上記の状態でも、画面は1024×768 のモードを使って、見えている。
3.XPのSP2にバージョンアップにトライ
(1)XP-2002の「スタートメニュー」に載っている、「Windows Update」機能
では、OSがXP-2002の初期バージョンではSP2などにバージョン
アップできないことが判明。
(2)代替策として、「SP2インストール用プログラム」をダウンロードする方法
があったので、それをダウンロード(以下、DLと書く)。273MB
(3)「SP2インストール用プログラム」の実行
・完了画面が出て、再起動を選んだら、
(4)「コンピュータを保護してください」(青色)画面が出てくる。
・自動更新を有効にし、コンピュータの保護に役立てます
・後で設定します ←こっちを選択(=KNのスタイル)
↓
ファイアウォールの設定画面が出てくるので、設定
(5)コントロールパネル(以下、コンパネと書く)で確認
・OSは、SP2のバージョンになっている
・デバイスドライバで、これまでの「SMバスコントローラ」の?が
消えた!
(6)この状態で、ライセンス認証(=アクティベーション)を実行。
・ネットから、を選び、ボタンを押してから数秒で完了!
(7)引き続き、「Windows Update」からSP3にしようとしたが、
SP2用のモジュールしか出てこないようだった。 ??
(8)USBコントローラのデバイスドライバを、
「自動的に探す(ネットを探さない)」を指定して実行すると、
すぐにインストールが完了した。コンパネでの?マークも消えた。
(9)移行の作業をし易くするため、ブラウザでタブが使える
Firefox(KNがお気に入りの3.0.19![笑])をインストール。
・現在のIEは、6.0なのでタブが使えない!
4.SP2からSP3へバージョンアップにトライ
(1)「SP3インストール用プログラム」をDL。
WindowsXP-KB936929-SP3-x86-JPN.exe (326MB)
DL中に、もう一度「Windows Update」を開くと、今度は
「SP3 (KB936929)」が更新プログラムの一覧の中に
出てきた! ?? →PCを再起動しなければいけなかったのかも
しれない。
※プログラム番号が全く同じ故、まったく同一の機能だろう!
でも、インターネット経由ではたぶん遅くなるので、このままDL
を続けて、DLしたプログラムでインストールすることにした。
(2)念のため、今のSP2の状態のCドライブをBACKUP
※このタイミングで、パーティションマネージャをCドライブに導入
これを使ってbackup(パーティションのコピー)
(3)「SP3インストール用プログラム」の実行
意外と速く終わった。
(4)例によって、「コンピュータを保護してください」(青色)画面が出てくる。
・自動更新を有効にし、コンピュータの保護に役立てます
・後で設定します ←こっちを選択(=KNのスタイル)
(5)これで、SP3へのバージョンアップ作業自体は完了!
(6)必要最小限アプリ、システムに近いものをインストール
・adobe Reader →ネット上に8.2が無かったので、8.2を
持っていたが、パッチが多いので、8.3を入れた
・フラッシュプレーヤー (Firefox用と、IE用)
※IEは、自動的に6.0のSP3に更新されている
しかし、ページを表示させるとスクリプトエラーが出るのだ。
しかし、このあと、必要最小限アプリ相当のEmeditor 2.15 を入れようとして
バックアップのあるUSB-HDD1の中を探し、昔のbackupであるMOの中を
探し、入っているかもしれない1枚のフロッピーの中も探し、
それらには無かったので、1つ前のミニタワー機の中も探したが、
無かった! (単純エディターとしては見やすくて気に入っていたのだ。)
その前に、少し気になることがある。
WINDOWSを終了させるときに、「電源を切る」の画面を出すが、
あの画面で、「電源を切る」の赤いボタンの所に 「若葉マーク」みたいな
ものが表示されるようになったのだ! (SP2にした時からだ)
「OEM版(=DSP版)」と「通常パッケージ版」で動きが違うのだろうか?
それとも、追加で何かがインストールされてしまったのだろうか?
5.電源をOFFし、SATA2-HDD1を上側に取りつけてHDD 2台構成にする
(1)SATA電源ケーブルとSATA信号ケーブルをHDDに接続してから、
カートリッジを差し込んでいって、そのあとSATA電源ケーブルの
分岐口に(前回から使っている分岐ケーブルを)差し込んだ、そして
SATA信号ケーブルはマザーボードに差し込んだ。
(2)ケーブルをまとめ、何カ所かで結束バンドで止める
6.そのあと初めて再起動したら、その後立ち上がらなくなった!
???
こんなメッセージが出てくる。
Invalid system disk
replace the disk, and then press any key.
但し、パーティション管理ソフトの(修復用起動用)CD-ROMから
起動して、「起動できるOS」の中から選んでやると、起動できるのだ!
???
これには困った!
(1)マイコンピュータ-管理-ディスクの管理 で見ても、おかしい
所は無い。強いて言えば、disk0とdisk1の両方で1つづつアクティブな
パーティションがあるが、これはツール経由の起動なので
あまり関係ない。
disk1側を非アクティブにしても、同じエラーで立ち上がらなかった。
(2)SCSIをRAMDISKで使っていたので、BIOSの認識がおかしくなったのか?
と思ってRAMDISKを削除してみたが、結果は一緒だった。
(3)レジストリ上での、NTシグニチャがらみの、ドライブ文字とHDDの
対応がおかしくなったのか?と思って、レジストリエディタで見たが、
おかしそうなところは無かった。
???
(4)NEC-PCのBIOS設定画面に入るのは「F2」だとネットで探して、
BIOSの設定内容をチェックしてみるが、おかしい所はなかった。
???
(5)ネットで、上記の「Invalid system disk ・・・」のエラーメッセージ
が出てくる時の対処のページを見て 笑ってしまった!!
賢明なあなたはもう、お気づきですね?!
上記の作業ログにも、ちゃんとヒントが書いてあります。(笑)
そうです、 「フロッピーが入っていた!」のです。
ネットで検索する直前に、BIOS画面でブートの順番:
①DVD-RAM
②リムーバブル・デバイス ・・・ FDDのことだね
③ハードディスク
④その他のデバイス
を確認してたというのに!
ここまで作業してきて、思った。
どのPCにも持っていけるWindows-XP-SP3 を作ることが目的で
やってきたが、作業ログにもあるとおり、
そのPCのH/Wに対応するデバイスドライバでないと、結局は動作しない、
場合によっては、暴走してどこかが壊れるかもしれないのだ。
・SMバスコントローラ (KN:PCIバス用みたいだ)
・イーサネットコントローラ
・ビデオコントローラ (VGA互換)
・マルチメディア オーディオ コントローラ
・ユニバーサル シリアル バス (USB) コントローラ
したがって、これらを「抜いた状態」のものを作っておいて、
それをコピーしてから、そのPC用の「デバイスドライバが入ったCD等」
からデバイスドライバをインストールしないといけないのだ。
そうやってやれば、XP-SP3のインストール時間は大幅に短縮される!
そういう考慮をしなければ、そのパーティション(のコピー)は、
単にその特定のPC用のバックアップでしかなく、違うPCには
持っていけないのだ!
そこまで理解したら、汎用的なXP-SP3を作ることは無意味に思えてきた。
但し、
Windows XP 2002 の初期バージョン (=通常パッケージ)
SP2インストール用プログラム WindowsXP-KB835935-SP2-JPN.exe
SP3インストール用プログラム WindowsXP-KB936929-SP3-x86-JPN.exe
を持っておけば、ネットにつながらなくてもXP-SP3までインストール出来る
ので、そのノウハウが得られたことは収穫だった。
ここまで読んでくれてありがとう! (書くのに3時間かかってしまった。[笑])