全盛期に戻ったようなフェデラーは、ナダルを破って全仏優勝が出来るのか?
きのうの、フェデラー対ジョコビッチの準決勝、
期待に反して? フェデラーが絶好調で、ちょっとNo.1 を意識したような
ジョコビッチに競り勝っていました。ジョコビッチも決して良くないプレー
では無かったのですが・・・
サーブがビシビシ入り、それもコントロールよく際どいところに。全盛期の
フェデラーは、そういえばこんな感じでした。(長らく見ませんでした)
決勝を征するのは、強烈なスピンのナダルか、全盛期に戻ったような多彩なフェデラーか?
日曜日の夜の(日本時間)試合が楽しみです。
ところで、決勝に進めばNo.1 を獲得していたジョコビッチ、自力でNo.1 は
無くなりましたが、まだNo.1 の可能性は残っています。
全仏のポイントを除くと、
ナダル) 10,070 ポイント
ジョコビッチ)11,305 ポイント
なので、
優勝) 2000 ポイント
準優勝) 1200
SF進出) 720
から
ナダル・優勝) 12,070ポイント
ナダル・準優勝)11,270
ジョコビッチ) 12,025ポイント確定
となり、
フェデラーがナダルを破って優勝すれば、
ジョコビッチがNo.1 になります!
まあ、そんなことはさておいて、ナダル対フェデラーの対決そのものが
楽しみですね! ナダルの強烈なスピンがフェデラーのバックに
集まったとき、フェデラーがそれらを威力のあるボールで厳しいところに
返せるかどうかが勝負の分かれ目でしょう。また、フェデラーのサーブが
好調でなければ、互角に戦うのは難しいと思います。
好調+集中力+体のキレ、フェデラーが優勝するために必要なものが
たくさんあることが、そしてそれらを最近は失っていたことが、フェデラーの
不確定な部分でしょう。
しかし、「ナダルを破って全仏を優勝したい!」というのがフェデラーの
モチベーションになっているハズで、その意欲をうまくコントロールして
勝負への執念みたいなもの+アグレッシブな気持ちを持ち続けることが
できれば、フェデラーにとって大きなプラスとなるでしょう。