インストールしてはいけない、危険なYambのその後の情報です。
かなり腹が立つので、危険な情報をさらします!(笑)
※2011-5-24時点で最新のインストーラ版:Yamb-2.1.0.0_beta2_setup.exe
のこと。それ以前のバージョンでは問題無さそうだが、KNは未確認。
1.インストールされている状態をパーティションコピーした先の
パーティションを、起動ドライブ(Cドライブ)として起動したら、
なんと、前記事で書いたのと同じように、特定の設定項目にチェックを
入れると同じようなエラーになった! ???
確か、インストールしたときは、そこにチェックを入れて何回も起動/終了
させていたし、それに「立ち上がった時の設定をみたらすでに『そこに』チェック
がついていたのだから!」 ・・・ツールの終了時にエラーが生じた覚えも無い。
・Yamb.cfg を見てもそうなっていたので、間違いないと思う
2.インストールした場合と、解凍したものからコピーしたものでの違いは、
①モジュールを入れたフォルダ以下での違いは
・\Yamb\eac3to\legal stuff\libSsrc\fftsg_fl.cpp
インストール版にはあるが、解凍版には無い。
しかし、解凍版にこれを追加しても動きは同じだった。
注意:H.264とAACのMuxとその結合したものからのDemuxしか
していない。 (このモジュールはAC3用なのか?)
・\Yamb\eac3to\legal stuff\r8brain\$PLUGINSDIR\LangDLL.dll
インストール版には無いが、解凍版にはある。
これは、インストール時の言語選択用のモジュールでは?
・Yambフォルダ直下のモジュールでは、アンインストーラの有り無し以外
ではバイナリで全く同じだった。(yamb.exeの日時が違うが中身は同じ)
・そのほかのサブフォルダの下のモジュールでは、ファイル名・サイズ・
日付時刻 は同じだけあった。(←中身をバイナリで比較はしていない!)
モジュールでの違いは無さそうだ。
②レジストリでの違い
・ソフトウェアとしてこのディレクトリにインストールされているというエントリ
の有り無し
・Order という名前の項目が、インストールしてアンインストールした今の
環境に残っている。が、これがあってもエラーが出る動きをする。
・yambの文字列を含むものはこの程度で、違う文字列で何かあるのかも
しれない。
③メモリ上のDLL
・確かではないが、インストール済状態で「何かDLLがメモリにロードされて
ないか」チェックしたような気がするが・・・ (特に無かった気がする)
これだけからすると、違いは無さそう。③が不明だが。
推測だが、インストールして再起動するまではエラー無しで動くのだろうか?
テスト用のパーティションに入れてテストしてみてもいいが、そんな何もメリット
の無いことにけっこうな時間をついやしたくないなあ!
3.解凍版でも同じ動作をするか、テスト
①結合(Mux): 同じ。 但し、500数十MBのデータで、3バイト以下×11項目の
違いが出た。これはエンコードなどの時刻部分の違いではないだろうか?
(バイナリで比較した、あとの図を参照のこと)
もちろん、目で見て耳で聞いて特に違和感は感じられない。
②映像と音声に分解(Demux):そうして結合したデータを、映像と音声に分解
したら、結合前のデータと全く同じだった。
とりあえず解凍版で使えそうだ。
「作成 連結の際に削除されるMPEG-4のシステム情報を残す」
=「Keep all MPEG-4 systems when using Concate or Create Command」
にチェックを付けた時に、(エラーメッセージが出るけれども)それが有効になるか
どうか+その機能が何者なのかが分からないのがちょっと気になるが。
※「詳細なログを表示する」=たぶん「Verbose Mode」にチェックをつけると
エラーメッセージが出るが、その機能は働く+その部分はYamb.cfgにも反映
されるようだ。
参考: 動画(映像+音声のMP4形式)のバイナリ比較結果
前記事で書いた・ちょっと触れたため、ここまで調べることになった。
機能的には優秀ですが、悪意のある危険なソフトです。